KAWASHIN たかおか塾 自己啓発

KAWASHINスタッフで『原田メソッド』をやってみた!先生だって勉強します。24時からみんなでお勉強!?

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こんばんは。

山口市の学習塾『小さな学び舎たかおか塾』の徳山です。

学生のみなさん。

「大人は勉強がないからいいよな」とか

「先生は教えるほうだから楽だろう」とか

思ったことはありませんか?

とんでもありません。

社会人になって働き始めた方は身に染みてわかるでしょう。

大人になったほうが勉強する時間は増えるのです。

今日は、我らがKAWASHINグループの塾の先生がどんな勉強をしているのか。

その一例を紹介しましょう。

深夜24時。

業務が終わってから、続々と先生たちが大内本部校へ集まってきました。

今日の参加者は大内本部校舎の奥村先生、白石校舎の中本先生、

そしてたかおか塾の高岡先生と私(徳山)です。

最近、東進衛星予備校山口白石校の責任者、川島乃先生が勉強している

『原田メソッド』というものをみんなで共有します。

ここで『原田メソッド』を勉強してきた乃先生から簡単に紹介です。

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『第一回 原田メソッド認定パートナー養成講座に行ってきました』 By おさむ

東京は秋葉原。

電気街を抜け、萌え萌えな街並みを横目に夜行バスで疲れた体を引きずりながら会場に到着しました。

前日の仕事の関係上、夜行バスを選択した時点で遅刻は確定していたので、

すでに原田先生は登壇され熱く語っておられました。

ここで原田隆史先生のご紹介。

元中学校教員。顧問として担当した陸上部で独自のコーチングを駆使し、7年間で13回の日本一を経験。「原田式メソッド」として確立されたコーチング理論は会社経営などにも通じ、瞬く間に注目を浴びました。「ガイアの夜明け」・「カンブリア宮殿」などにも紹介され、あの日本ハムファイターズ大谷翔平選手が高1の頃から原田先生のメンタルトレーニングを受けているのは有名。ユニクロの柳井さん、京セラの稲森さんが原田式メソッドを取り入れたことにより、原田先生の書籍は世界数か国で翻訳されており、実際に多くの海外の企業で実践されています。こてこての大阪人でものすごく気さくなお方。トークの間や話しぶりが松本人志さんに少し似ていてとても魅力的です。

さて、本題に戻ります。

案内されるままにそそくさと着席してまず目についたのは3色の付箋でした。

今回の気づきを付箋に書いて、フォーマットに張り付けていきます。

一日中、この気づきをどんどんため込んでいき、セミナー終了後に気づきTOP10を選んで別シートに張り付けます。

付箋だとシートからシートに張り替えるだけ。1日の気づきが効果的にまとめることができます。

 

 

セミナー中は何度も隣の方と議論を交わします。数分で終わることもあれば、数秒で打ち切られることもあります。そのたびにお互いを称えあい拍手をするのですが、

 

原田先生「はい、それでは拍手―!!」

一同 「パチパチパチパチパチパチパチ・・・・」

原田先生「よーっ!!!」

一同 「シャンシャンシャン!」

 

途中参加の僕はびっくりしてしまいましたが、拍手のたびに三本締めをします。

200人くらいいる大人が一斉にやるもんだからそのリズムがとても小気味よく、病みつきになります。

みなさん元気で活気があり、いつの間にか15時間夜行バスで拘束された疲れもいつの間にか吹き飛んでいました。

 

さて、今回のセミナーで学んだ大きな気づきを一つ。

 

「目標」と「目的」は違うということ。

 

当たり前に考えれば当たり前なのかもしれませんが、普段混同して考えがちなことです。

この違いをしっかりと踏まえたうえで先々のことを考えていかないといけません。

 

まずは「目標」。

人間普通に生活していれば様々な目標をたてます。

うちの生徒たちだったら、テストの点数だとか、新研究の単元だとか、志望校合格だとか短期的なもの長期的なもの問わず様々です。

 

原田先生が教員時代にこんなやり取りがあったそうです。

 

原田先生「お前の目標はなんだ?」

生徒  「砲丸投げで日本一になることです。」

 

これがいわゆる「目標」です。

日本一という目標をいきなり掲げているところがすごいのですが、非常にわかりやすい目標です。しかし、ここで「そうか!よし!頑張れ!」で終わっても日本一になれるわけはありません。

 

次の「目的」が非常に重要。

 

原田先生「じゃあ、なんのために日本一になる?」

生徒  「うちは貧乏やから日本一になったら特待生で高校に行ける。200万円くらい得する。」

原田先生「じゃあ、お前は200万円のために日本一なるんやな?」

生徒  「いや…、それは違う…。」

 

ここでしっかりと自分は何のために日本一になるのかを考えさせることが大事。自分のことでいうと考えることが大事。

 

原田先生「だったらなんのためや?」(原田先生は大阪の人です笑)

生徒  「・・・・・。親孝行のためです。」

 

「目標」・・・砲丸投げ日本一

「目的」・・・親孝行

 

こんな感じで目標に意義付けをしていきます。

そうするとこのようなことになります。

 

 

 

これは原田先生の生徒が毎日書いていた「原田式長期目的・目標設定用紙」です。

そして、砲丸投げ日本一を達成しちゃったこの生徒が実際書いたものです。

 

陸上部の日誌なのに、最上部に「皿洗い、風呂そうじ」という文言が出てきます。

 

「目標」・・・砲丸投げ日本一 = 距離

「目的」・・・親孝行     = 方向

 

よく私たちも子供たちに「頑張れよ!」と励まします。

それは、子供たちが目指す志望校を知っていて、「このままでは合格できないよ!もっと頑張らなきゃね!」という気持ちから出るものです。

 

その子が志望校合格まで、英語をあと○○点伸ばして、数学をあと△△点伸ばさなきゃ。

 

という距離はわかっていても、すべての生徒の「目的」まで把握していなかったように感じます。

 

ゴールの「方向」もわかっていないくせに「頑張れ!」だなんて本当に無責任なことですよね。

 

しっかり目指すべきゴールの「距離」と「方向」を子供たちに再認識してもらい、また僕も把握したうえで、今後の生徒指導に活かしていきます。

 

学びが多すぎて一度では書ききれませんが、第2回のセミナー後にまたアップしますね!

 

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