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【スマホばかり見ている我が子にうんざりしている方へ】1年間完全にインターネットから離れて気づいたこととは・・・

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1年後、インターネットと現実世界のバランス

しかしネットに再度戻った時が、また衝撃的でした。

我々はいかにインターネットの利用に長けているか忘れているのではないでしょうか。

あの1年間、私は本を読みましたが、1冊の本の中では1人の人物がテーマになっていました。

しかしネットの世界となると10のブラウザタブが開かれ、

20人からあのページをチェックすべきと言われる、

スマホ、PCとタブレットを横に置いて膨大な情報を処理しようとして

ネットに戻った初日は本当にパニックになりました。

戻ってからの1週間は情報を抱えてストレスだらけでした。

戻ってすぐのある日、私はカフェでパソコンを開き

20,000ほどの未読メールがあるメールボックスを開きました。

自動返信システムをオンにしておくのを忘れていました(笑)。

そこに私の妹がやってきて、今日あったことなどを話始めました。

私は彼女の話を聞いてはいたのですが、聞きながらもメールの返信のことを考え始め、

パソコン画面を見ながら彼女の話に相槌を打っていました。

彼女は言いました「あぁ、また壁が戻ってきちゃったのね」と。

パソコンに釘付けで彼女が私に話したいことがあっても、私は100パーセント彼女に注目しない、

という日々を彼女はずっと過ごしてきました。

私はそこでパソコンを閉じました。

もうあの頃の自分には戻りたくないと思ったからです。

私はテクノロジーの出版社の創設に関わり、そのローンチは私がネットを離れる6か月前でした。

皮肉ですよね。

ネットに戻ってからは、

私の1年オフラインで過ごした体験をまとめる執筆作業に取り掛かろうとしていました。

取り掛かった記事はオフラインから戻って1か月、Google Glassについて、でした。

Google Glassについてネットで調べ、

私はネットを使って生産性を上げるバランスを取り始めていました。

その頃、Skypeで兄と義姉と話をする約束をしていました。

彼ら、そして彼らの子供たちの顔を見るのは半年ぶりでした。

私はGoogle Glassについて学ぶことに夢中になっていて、

私にとって大切な人々とSkypeをすることすら少し面倒だと思ってしまったのです。

しかし取り組んでいたプロジェクトを脇に置いて彼らとSkypeをしました。

姪っ子はバイオリンでキラキラ星を弾いてくれました。

甥っ子はクレヨンで紙に書いた作品を見せてくれました。

とても大切な人生のひと時です。

私はそんな風に彼らと繋がることが、あの1年間できませんでした。

私はこのような瞬間を当たり前に考えることはもうしたくない、と思いました。

ネットの世界に戻ってから次にどんなことをしてみようか考え、あるアイディアが浮かびました。

あの1年、私は自分のことだけに集中していました。

自分を直し、改善し、もっとより良い自分になろうと。

次は自分のことだけでなく、誰かのためのプロジェクトをやりたいと思ったのです。

私の兄が最近空軍配属になったので、私は今、義姉と彼らの子供たちとコロラドに住んでいます。

インターネットから離れてみてわかったのは、

ネットから離れるだけでは私の問題は解決しないということです。

どこにいっても自分は自分です。

ネットから離れようが離れまいが、私は私。

そして私は人が大好きで、甥っ子姪っ子も大好きです。

ところでこの兄は、先ほどとはまた別の兄です、私には2人兄がいます。

兄の子供たちと共に時間を過ごすのはとても有意義で、

ここにきてついに、私はインターネットとの付き合い方を学んだ気がします。

インターネットに利用されず、

自分でインターネットとの付き合い方をコントロールできるというのは素晴らしいです。

ここでも私は自由を感じました。

前はインターネットがあることによって自分のやるべきことから外れていましたが、

今では私が私の人生をコントロールしています。

私がやるべきは甥っ子姪っ子の父である私の兄が空軍のミッションに行っている間、

彼らと共に過ごすこと、

そしてこれが本当に素晴らしい時間なのです。

甥っ子はスターウォーズをまったく理解していませんが、

私にライトセーバーの機能を説明してくれました。

敵に発射して、敵を倒すんだとめちゃくちゃな文で言っていましたが、

もちろんライトセーバーは銃ではありません(笑)。

その話をTwitterに投稿したのですが、ある友人がそれに返信をくれました。

彼はテクノロジーアナリストでネットと人生のバランスのとり方というテーマは理解しています。

「もしも君がまだ100%オンラインの世界で生きていたら、

甥っ子とのこんな時間は体験できなかっただろう。

もしも君が100%オフラインだったとしたら、

私たちはこんな楽しい話を知ることもなかった」

と彼が言ったのです。

私はついにネットと人生のバランスを見つけました。

リアルな人生で起きたことをネットで公開する。

とても幸せな気分です。

人生で何を優先すべきかを考えてみること、

そしてネットにコントロールされないことが非常に大切だと思います。

ありがとうございました。

 

ここ5年くらいで、

保護者から、うちの子はスマホばかり触っています…

といった声を聞くことが非常に増えました。

 

スマホなんて触らずに、勉強しなさい!って言葉で片づけがちですが、

インターネットとの付き合い方をお子様に話す

ひとつのきっかけになっていただければと思います。

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