こんにちは、宮野校のヒゲ(岡村)です。
昨日は書初めをしました。僕が選んだ言葉は・・・
『米騒動』です!!
そして調子にのって、
さらに
もういっちょっ!!
と、『米騒動』『シベリア出兵』『日本初の政党内閣』『ロシア革命』の4枚を書いてみました。
ということで緊急クエスチョン!!上の4つを起こった出来事順に並び替えて下さい。
・・・
・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・・
よく見ると左上に年号が書いていますが、さらによく見ると4つのうち3つが『1918年』となっています。
ということは、仮に年号を覚えていたとしても、この緊急クエスチョンを解くことは出来ないという事です。
さらに言うと山口県の公立入試では年号を問われる問題は、過去10年間で出題されたことはありません。
さらにさらに、このあたり(大正デモクラシー)は公立入試の頻出単元です!!
歴史を勉強するうえで重要なことは『流れ』を掴むことです。ということで緊急クエスチョンの答えを言うと
①第一次世界大戦の末期ごろロシアで革命が起こり社会主義の運動が高まります。
②社会主義の運動やその拡大を恐れた各国(日本やアメリカ)は革命に干渉するために、シベリア出兵を行います。
③大戦中の物価の高騰に加え、シベリア出兵を見越した日本の商人たちが投機の目的で米を買い占めます。その結果米の値段が暴騰し、富山県の主婦たちが米を積み込んでいる輸送船を襲います。
④一連の騒動の責任をとるために寺内内閣は解散をするはめになり、それに替わって政党政治を推し進めていた原敬が総理大臣になりました。
ということで『ロシア革命』→『シベリア出兵』→『米騒動』→『日本初の政党内閣』が正解でした。
この書初め4枚は宮野校の2階の廊下に掲示してあります。
歴史の流れを掴むためには、教科書の最終ページに載っている『年表』の活用と歴史の教科書の該当するページをよく読むことが大切です。
公立入試まで残り2か月を切りました。歴史が苦手な人もそして得意な人も、今一度歴史の『教科書』を活用する勉強方法を取り組むことをお勧めします。
他の教科は教科書に載っていない問題も公立入試には出題されますが、歴史だけは教科書に書かれている内容から出題されますので・・・