こんにちは。宮野校担当の岡村こと『ヒゲ』です。
今日は2045年問題について考えていきたいと思います。
『2045年問題』とは・・・
未来がこんな感じや
(出典pya!)
またはこんな感じに・・・
(出典pya!)
なりますよって訳ではなくて
コンピューターの思考能力が人間を超えることで起こる問題のことで、いずれ人工知能は人間よりも賢くなって、人間にはできない事ができるようになってしまう、そのタイミングが2045年前後ではないかと予想されている問題が『2045年問題』です。
37億年前 生命の誕生
13億年前 真核細胞・多細胞生物の出現
5億5千年前 カンブリア大爆発
3億3千年前 爬虫類の誕生
2億年前 哺乳類の誕生
8000万年前 霊長類の誕生
700万年前 ヒト科の誕生
390万年前 ヒトの祖先が二足歩行を開始
180万年前 石器を発明
100万年前 話し言葉の発明
30万年前 ホモサピエンスの誕生
2万5000年前 絵画、初期の都市
1万年前 農業の発明
5000年前 文字・車輪の発明
2510年前 都市国家の発生
550年前 印刷の発明
225年前 産業革命
130年前 電話・電気・ラジオの発明
66年前 コンピューターの発明
28年前 パーソナルコンピューターの普及
と、人類の進化をざっくりと書きましたが、現代に進むにつれてどんどん年の桁数が少なくなっています。すなわち人類の知能が爆発的な速度で指数関数的に進化しているということです。
さらにコンピューターが出現して以降のコンピューターの進化はもっと加速度的であります。
例えば、約25年前にビル一個分はどの巨大なコンピューターが今ではスマートフォンサイズになっていることや、約20年前に開発されたオセロが打てるコンピューターは、たった13年の歳月で人類が明確にコンピューターに勝てなくなるほどに進化し、もっとルールが複雑である将棋においても、数年前にプロ棋士チームがコンピューター将棋ソフトチームに負け越すという出来事が起こったことなどです。
人類の進化とコンピューターの進化の速度を照らし合わせると、2045年ごろに人類の進化速度はコンピューターの進化速度に追い越されてしまう、シンギュラリティ【技術的特異点】(wikipedia)が起こってしまった場合
コンピューターはさらに凄いコンピューターを自分で作れるようになり、作られたさらに凄いコンピューターはもっとさらに凄いコンピューターを作れるようになり、もっとさらに凄いコンピューターは・・・とループすることによって、人類は一気にコンピューターに置いていかれていまうのではないかと予想されています。
今年に入ってから発表された論文から
翻訳
読唇術
自己学習機能の進化・強化
未来予測
音声認識・合成
画像生成
楽曲生成
がほぼ人間レベルの精度でできるようになったと述べられており、コンピューターの『認識能力』が高まりました。
例えば、文章を読み取って画像を作成したり、文章を読み取って楽曲を作成したり、白黒画像に自動で色を付けたり、画像を動画にして動かしたりなどです。
コンピューターにも『創造性』や『ひらめき』の能力の片鱗が誕生しはじめたということです。一旦そのような感覚が備わってしまうとコンピューターは超加速度的に進化していくので、それらの分野で人間を追い越すのも時間の問題なのかもしれません。
とここまで『2045年問題』について語ってきましたが、2045年ということは今の中学生が40代に差し掛かっているぐらいです。その時にコンピューターを『使う側』になっているのか、それともコンピューターに『使われる側』なっているのか・・・実は今の生活や習慣に関わっているのかもしれません。
自分で道を切り開いていける、夢や目標に対して努力し続ける人は、きっと『使われる側』にはならないと僕は思います。
ということで今日はこのへんで