『日本青少年研究所から発表された、日本・米国・中国・韓国の高校生の意識調査の結果。
「どういうタイプの生徒になりたいか」という問いに、「勉強がよくできる生徒」を選んだ高校生は、
米=83%、中=80%に対して日本は41%。日本のトップは「クラスの皆に好かれる生徒」。
「大事に思うこと」についての問いに「成績が良くなること」を選んだ高校生は、
米・中・韓=74%~76%なのに対し、日本は33%。
「希望大学に入学する」は、
中・韓では8割近く、米国=54%に対し、日本は29%。
昨今の学力低下については「ゆとり教育」の影響だけでなく、複数の要因が絡んでいると考えられる。
「高校全入」や受験圧力の緩和も大きいだろう。さらに大学さえ「全入時代」となる中で、希望大学に行きたい人が、3割もいないのでは、さらなる学力低下が進むのは目に見えている。
この調査は、ゆとり教育の背景にある「価値観」に現在の高校生が染まっていることを示している。
その価値観とは、受験勉強を悪と位置づけ、勉強の重要性を相対的に軽視するものだ。
この価値観は、ゆとり教育以上にやっかいである。』
確か、日経ビジネスで読んだ内容。
今の学生の欲の低下、あきらめの早さはどうにかせねばと思う。
時代と共に考え方が変わるのは仕方がないが向上欲のないものが増えると向上欲のあるものががんばりにくい世の中になってしまう。
子供達に夢を。
あきらめない強い心を。
4カ国の意識調査
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