実は今日の11:40頃、僕は防府天満宮に居ました。
共通テスト前に授業は取り切り、指導自体はいわば完了したのですが、
最後の最後までやり残したことはゼロにしたかったからこそ、きちんと神頼みをするためです。
防府天満宮は僕も高校受験・大学受験の度にお世話になった場所なので、
コロナ禍の例外を除くと、なんだかんだ毎年足を運んでいる気がします。
お賽銭に小銭を投じ、二礼・二拍手・一礼で祈願。
その後は破魔矢を買ったり、埴輪おみくじを買ったりして、祈願の遠出は終了としました。
受験、直前。―もうここまで来たら、ジタバタせず、丁寧にチェックリストを確認するように準備を重ねていくだけです。
例えばここで猛勉強をしたところで急激に学力が上がることはほぼ無いでしょうし、むしろそれによって乱れたペースや体調によって失点を誘発する方が怖いです。
そんな願いもあって、担当した受験生には、以下のようなメッセージを送りました。
「いよいよ明日ですね。
実際に激励の言葉は直接お伝えしましたが、最後にもう一言だけお送りいたします。
受験は準備が9割の舞台です。
今日無理に勉強を詰め込んだとしても、
調子を崩して悪影響が出る恐れさえあります。
だからこそ、
普段通りに食事を取り、
普段通りに寝て起きて、
模試を受けるときと同じ感覚で、
淡々と問題と向き合ってください。
さて、最後に自分の好きな第35代横綱・双葉山の言葉をご紹介し、激励に代えさせていただきます。
【稽古は本場所のごとく、本場所は稽古のごとく】
「いつも通り」に実力を発揮してくれることを心から願っています。
健闘を祈ります。いってらっしゃい!」
・・・これをもって、“共通テスト”に向けて、僕にできることは全部やったのではないかと、そんな風に思います。
正直僕も不安だと言えば嘘になりますが、それは頑張った受験生への不信にもなりうるなと思い、意識的にそこから気を逸らせています。
それに言ってしまえば、”これで終わり”ではなく、むしろ”これが始まり”というのが大学受験です。
私立大学、国公立前期と、ここから試験はどんどん連続してきます。
私立大学・二次試験もきっちりサポートできるように、僕もまだまだ気持ち切らさぬよう、スタンバイしておこうと思います!
・・・ただまずは何より、明日本当に、無事に試験会場に辿り着き、そして実力を発揮してくれることを願って止みません。
本当に、それだけです。
―ちょっと荒っぽい内省ですが、指導する側もこんなことを思っていますという、そんなものの紹介になっていれば御の字かなと思います。
では!