こんにちは😀
山口市・宇部市の学習塾『かわしま進学塾 宮野校』のヒゲです🤩
大学入試センターの発表によると
今年度の数1Aの平均点が37.96点とのことでした。
昨年(共通テスト1年目)が57.68点、一昨年(センター試験)が51.88点、それ以前だと概ね60点前後なので
今年はものすごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉく難しかったようです😨
ということで、ボクも解いてみました🧐
結果は・・・
まさかの時間切れ😱😱😱
選択問題第4問の不定方程式の解が5桁の段階で時間切れとなりました😅
この仕事を始めて以降、
数1Aで時間切れになったことは・・・
たぶん無いので(ひょっとしたらそれを覚えてないだけかも🤔)
とてもショックを受けました
解いてみた感触は、これまで解いてきたどの数1Aの試験よりも難しかったです😱
中堅クラスの国立大学2次試験と比較しても、
時間が足りないという意味も加味すると、遜色ないか、ひょっとしたらそれ以上・・・
といえるかもしれません。
そした大手予備校の講評や、数学系Youtuberの方々からも散々酷評されている内容でした
問題がどのように難しいのかは
この方とか
そして詳しい問題解説は
さて、ここまで共通テスト数1Aの悪口ばかり言ってきましたが
しかし、現高2以下の皆様はこのテストに何とか対応していかなければなりません。
2年目となった共通テスト数1Aから読み取れることは
①センター試験とは全然違う
②問題文を自分なりに解釈する力を問われている
の2点です
①に関してはセンター試験数1Aは問題の誘導に従えばサクサク解き進められることが多々ありましたが、
共通テストは決してそのような安易な問題はありませんでした。
問題で使われた解法を基に、次の問題にそれをアレンジして解いていく・・・
そして、それに気づかずに問題を解き進めてしまうと、とんでもない計算量を強いられるという罠が待ち構えております。
センター試験数1Aを解き慣れている人こそこの罠に陥るのではないかなと思います。
よって、共通テスト数1Aの対策としてセンター試験の過去問を解くことは全くおすすめできません。
②に関しては、何となくであやふやな状態で(=その場のノリと勢いで)問題を解き進めることが難しく
そして、そもそも問題をちゃんと読んで解釈しないと1問目の(1)から解けないことも十分にあり得ます。
ただし、その読まないといけない問題の文章量がとても多いことがあるのですが・・・・・
では、このようなテストに対してどのような対策が有効なのかを考えると
『問題に対してじっくりと考えるクセをつける』ことだと思います。
共通テスト数1Aの模擬問題に対して、まずはどんなに時間がかかってもいいので
自分の中で答えに対して納得していく作業が必要だと思います。
でも、この力って実は日頃の数学の勉強、
定期テストの勉強や学校や塾での授業内において、こういうやり方を積み重ねていかないと
急に備わる力ではありませんし、
たぶんこの力こそが共通テスト数1Aで問われているものなんじゃないかなぁと思います。