山口県の学習塾、かわしま進学塾の川島です。
夏休み開始まであとわずか。
充実した夏休みを過ごしたいですよねぇ。
各公立高校ではすでに主要教科の夏休み課題(宿題)が終業式を待たずに出されています。
僕が高校生の時はどうだったかな?
全然記憶にないなぁ・・・。
何はともあれ、今は夏休みが始まる前に夏休み課題が出されます。
これは何を意味しているか?
毎年、この時期に高1生には考えてもらいます。
君は夏休みの課題をいつ始めていつ終える?
そんな質問に対してさまざまな反応が見られます。
①夏休みの宿題だから夏休みが始まってから始めて、なるべく早く終わらせる。(なるべくっていつだよ!)
②部活の大会が終わってから夏休みの終わり頃クソやる。(クソやるのクソってどんくらいクソなんだよ!)
③どうやろ・・・。とにかくいつか終わらせる。(本当に終わるんかよ笑)
生徒が10人いれば、10人それぞれ弱点が違うし、やるべきことが違います。
単語数が不足している子は単語を覚えなければいけない。
数学が苦手な子は人より多くチャートに向かい合わないといけない。
将来の夢や志望校などの目標が決まっていない子はしっかりとそれに向かい合わないといけない。
課題は人それぞれなんですよね。
だけど夏休みの宿題は平等にみんな同じものをやります。
もちろん宿題は力になる学習がほとんどですが、これはその子が本当にやるべき勉強ではなく、やらなければならない勉強です。
その宿題を夏休みをフル活用して8月末のギリギリまでやってたら、その子が夏休みに本当にやるべきだった勉強はできなかったということになります。
4年前、夏休みの宿題を夏休みが始まる前に終わらせた子がいました。
夏休みが始まっても塾は皆勤賞でした。
運動部で毎日ヘトヘトで、ちゃんと花火大会にも行ってたし、友達と一緒にちょうちん祭りにも行ってました。
なんかかっこいいですよね。
失敗しない夏休みを過ごすために一緒にやるべき勉強が何かを考えよう。
さあ、明日も高1個人面談。
一生懸命書いてくれた夢作文を元に、しっかりと夏休みの計画立てようね!