先日、ひょんなことから柳井の神峰山 般若寺というお寺で護摩行をさせていただく機会をいただきました。
43歳のおっさんにとっては、日々の生活で『人生初』と呼べる体験をすることはまずないのですが、
よくよく考えたら護摩行は人生初。
あ、護摩行って何?
って方もいらっしゃるかと思います。
これですね。(実際の様子)
願いを書いた、木のお札(護摩)を住職が火にくべてくれています。
とっさにペンとお札を渡されて書いた願いは『全員合格』
私の願いはきっと届くはずです。
………………………。
イヤ…。
私の願いは『願うだけでは叶わない』そうです。
住職の福嶋弘昭さんがおっしゃっていました。
『神仏に祈るだけでは願いや目標は達成できない。』
みなさんは『祈る』の本当の意味をご存知ですか?
もともと祈るは『意を宣る』(いをのる)から派生した言葉だそうです。
『宣る』(のる)という言葉をあまり使うことはありませんので意味を添えますと、
宣(る)
①広く知らせる。ひろめる。
②はっきり述べる。言い立てる。
と、このような意味が出てきます。
お願いする。すがる。ましてや祈る。なんて意味は出てきません。
『意を宣る』(祈る)とは、
『神仏の前で、自分の意(心のうち、目標など)をはっきりと述べ、宣言すること』ということになりますね。
要は、神様に『お願いだから叶えてくださ~い』と泣きつくのではなく、
『絶対にやりとげるから神様、見守っててください!!』という感じなんですね。
私は、みなさんの『全員合格』を柳井のお寺で宣言してきました。
この宣言が嘘にならないよう、明日の夏合宿からビシビシ鍛えていくよ~!!(笑)