1.解き方の”プロセス”を確認する。
直前期においては、新たな文法問題や単語に触れても、正直逆効果になることが多いです。
あやふやな知識や理解は、百害あって一利なし。よく言われる格言ですが、こと英語においてはその通りかなと。
ということで、この時期は、今までに解いた問題の”プロセス”の確認をオススメします。
大体の問題は、どこをどう解釈すればよいか、あるいはどこを読み取れば使われる文法がわかるかというプロセスが似ているものです。
指示語を辿る?直後の返答にヒントがある?言い換えられている?
こういった目線をもって問題を見直すと、違った発見があると思います。
2.超基本単語を確認する。
ここでいう超基本単語とは、中学1年生で習う単語のことです。
例えば、木曜日を英語で書けますか?8月を英語で書けますか?といったものです。
ちなみにこれはいずれも、実際に聞かれた過去問です。
難しい単語や文法になると、大体は長文の脚注に書いてあるものです。勝負は基本単語でつく。
それを肝に銘じ、1年生のテキストの音読などから、確認をしていきましょう!
3.英作文で使える文法のストックを増やす。
山口県の入試傾向を見ると、ここ最近『英作』の割合が増えつつある気がします。
・・・とは言え、英作の基本は、『自信がある単語と文法を組み合わせて、ミスのない文章を書く』ことにあります。
カッコいい言い回しの文とか、比喩を多用した文とか、言い方はキツいですがそんなのは要りません。
尚、いったいどうすれば、自分にとって使いやすい文法がわかるのか?
簡単な方法としては、日本語を見て瞬時に英訳を声に出せるかどうか、で探しましょう。
正直、口をついて出るレベルでないと、英作には使えないと僕は思います。(少しでもあやふやだとどこかでミスをして、減点を食らいます)
大事なのは、ミスのない文章。これを心に刻んで、最後までストックを増やしましょう。
・・・ということで、試験直前だからと、奇をてらった何かをする必要はありません。
今まで積み重ねてきた力を再確認し、基本を徹底することが大切です。
焦る気持ちはわかりますが、だからこそ、やるべきことを淡々とやるのが大切です。
だからこそ、最後の最後まで、全力でサポートしますよ!頑張りぬけ!