こんばんは!
山口市・宇部市の学習塾「かわしま進学塾」白石校の小森です。
春休みに入って数日経ちましたが、お子様のご様子はいかがでしょうか?
長期休暇中はいつもより勉強時間をたくさんとろう!なんて言葉はよく聞きますし、勉強時間が増えた!という声も多く聞きます。
数年前、小学生クラスであることを聞きました。
私「休みに入って勉強時間は増えてるかい?」
生徒「もちろん!増えてるよ!」
私「おおっ!すごいやんか!毎日どれくらいやってるの?」
小学生A「4時間!」
小学生B「3.5時間!」
といった感じで全員が休みに入る前より勉強時間が増えたと答えてくれました。
そこで登場したのがアイキャッチ画像にもある板書です。
休みに入る前、つまり平日に学校の授業がある時の平均学習時間が6.5時間!
それに対して子供たちが増えたと言って答えた時間が・・・上記の通り。
そうなんです。
休みに入って勉強時間が減っているという恐るべき事実!
では、なぜ子供たちは口々に勉強時間が増えたと自信を持って答えたのか?
学校があるときは家庭学習は主に夜です。
夜に1~2時間勉強するリズムから、休みになって昼間に家で勉強する時間が増えたことによって『家での勉強時間が増えているから1日の勉強時間が増えているだろう!』と錯覚してしまっているんですね。
学校の授業が毎日あっているとき、具体的に1日平均どれくらい勉強しているんだろうなんて考えることがなかなかないからこそ、こういう事態になるんです。
そして、さらに怖いことに保護者の方も勘違いされることがあります。
普段より目の前で勉強している姿をよく見かけるため「いつもより勉強していくれるようになった」と錯覚してしまうんです。
だからこそ保護者の方から「休みに入って勉強するようになった」とお褒めの言葉をいただくたびに「具体的にどれくらい時間が増えましたか?」と聞くと返事が返ってこないことが多くあります。
知っておいてください。
休みに入ると普段、学校で実施されている授業がないわけですから、その分の学習量を確保した上でいつも以上にやらないと勉強時間が増えないんです。
さらに言うと学校や塾の授業中は先生がしっかり見ています。
休みに入ると一人で学習する時間が増える分、自分に甘い子なんかは集中して取り組む時間が減ってしまい、実質きっちり集中して学習している時間がいつもより少ないなんてことになってたりします。
恐るべし・・・「やってるつもり」
そんなことにならないようにするために、春休みの目標を目的をもって定め、計画的に行っていく決意と覚悟、プラスそれを管理する大人の存在が必要なんです。
もちろん、春休み前にこのことは塾生には伝達済みでそれを分かってもらった上で春休みを過ごしてもらっています。
私たちかわしま進学塾は「目標が達成できる」学習塾を目指しています。
かわ進独自の目標達成術によってお子様の夢を全力で応援します!
お子様のことで困っていることがあればいつでもお気軽にご相談ください!