忌野清志郎が生前に書いたメッセージ『地震のあとには戦争がやってくる』がネットで再注目!!

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忌野清志郎さんは日本を代表する
ロックミュージシャン。

RCサクセションを筆頭に、数々の
バンドを率い、ソウル・ブルースを
下地にしたロックサウンドを展開。

そのステージ上における
圧倒的な存在感と、

1983年に発表されたRCサクセションの
ライブアルバム「THE KING OF LIVE」
の印象から、

ザ・キング・オブ・ロックの
異名を取りました。

2009年に亡くなった後も、彼の音楽は
多くの人の記憶に残っています。

そんな、忌野清志郎さんが、
2000年に書いたメッセージが
ネットで再注目されているので
紹介します。

地震のあとには戦争がやってくる

これは音楽評論家の、
湯川れいこさんの投稿です。

地震のあとには戦争がやってくる。
軍隊を持ちたい政治家がTVででかい事を言い始めてる。
国民を馬鹿にして戦争に駆り立てる。
自分は安全なところで偉そうにしているだけ。
阪神大震災から5年。
俺は大阪の水浸しになった部屋で目が覚めた。
TVをつけると5ヶ所程から火の手がのぼっていた。
(これはすぐに消えるだろう)と思ってまた眠った。
6時間後に目が覚めると神戸の街は火の海と化していた。

この国は何をやってるんだ。
復興資金は大手ゼネコンに流れ、神戸の土建屋は自己破産を申請する。
これが日本だ。私の国だ。

とっくの昔に死んだ有名だった映画スターの兄ですと言って返り咲いた政治家。
弟はドラムを叩くシーンで、僕はロックンロールじゃありませんと自白している。
政治家は反米主義に拍車がかかり、もう後戻りできゃしない。
そのうちリズム&ブルースもロックも禁止されるだろう。
政治家はみんな防衛庁が好きらしい。
人を助けるとか世界を平和にするとか言って、実は軍隊を動かして世界を征服したい。

俺はまるで共産党員みたいだな。普通にロックをやってきただけなんだけど。
そうだよ。売れない音楽をずっとやってきたんだ。
何を学ぼうと思ったわけじゃない。
好きな音楽をやってるだけだ。
それを何かに利用しようなんて思わない。せこい奴らとは違う。
民衆をだまして、民衆を利用して、いったい何になりたいんだ。
予算はどーなってるんだ。
予算をどう使うかっていうのは、いったい誰が決めてるんだ。
10万円のために人を殺すやつもいれば、
10兆円とか100兆円とかを動かしている奴もいるんだ。
いったいこの国は何なんだ。
俺が生まれ育ったこの国のことだよ。

どーだろう、・・・この国の憲法第9条は、まるでジョン・レノンの考え方みたいじゃないか?
戦争を放棄して世界の平和のためにがんばるって言ってるんだぜ。
俺たちはジョン・レノンみたいじゃないか。
戦争はやめよう。
平和に生きよう。
そして、みんな平等に暮らそう。
きっと幸せになれるよ。

このメッセージは、忌野清志郎さんの
エッセイに収録されています。

出典元:buzzmag.jp
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こちらのメッセージは、
忌野清志郎のエッセイに
収録されています。

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今の時代にこんな強烈なメッセージを
発信している人はいるでしょうか。

賛否両論あるかもしれませんが、
それだけこの国のことを
愛していたのだと思います。

『俺たちはジョン・レノンみたいじゃないか。
 戦争はやめよう。
 平和に生きよう。
 そして、みんな平等に暮らそう。
 きっと幸せになれるよ。』

出典元:youtube

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