子育て

子どもが受験に失敗して、予備校に返金を求める親に予備校講師が言った言葉にハッとさせられる!

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受験の不合格の結果に対して、母親と
予備校の講師のやり取りがネットで
話題になっているので紹介します。

「あなたのせい!お金返して!」

Aさんの娘は予備校に通っていて、
どうにか希望する大学に
合格できたそうです。

無事に合格できたことの挨拶に
予備校に行ったときのこと、

Aさんは講師と1人の女性が
もめている場面に遭遇しました。

その女性は、大きな声で、

「高い金を払っているのに、なぜ息子は落ちたんだ!

子どももこの予備校に入ってから、モチベーションが落ちた!

あなたたちの教え方に問題があったから、お金を返せ!」

と暴言を吐いていたそうです。

その光景を見たAさんと娘は、
その場を立ち去ろうと思いました。

それほど、恐ろしかったそうです。

講師は、

「落ち着いてください」

とその女性に声をかけていました。

そして‥

その女性が一通り、不満をぶつけた後
、話を始めました。

「受験に失敗したことは、1つの結果として受け止めなければなりません。

それは私たちももちろん、息子さん本人も、そしてお母様も。

結果的に受験に落ちてしまいましたが、決して本人のモチベーションが低かったわけでも、私たちがモチベー  ションを下げたわけでもありません。」

そう話を続ける講師に、
女性は時々、話に割って入ろうと
していましたが、それを制しながら、

講師は...

受験の失敗から学んでほしい事

「ただ1つ、お母様に理解して欲しいのは、人生には100%以上の努力をしても結果が出ないことがあります。

それは受験だけでなく、スポーツも仕事も恋愛も、いろんなことに当てはまることです。

 もしそこで、「上司が悪い」「周りが悪い」「自分は頑張ったから悪くない」と考えると、おそらくそこから成 長できなくなったしまうでしょう。

 お母様は受験に失敗したのは予備校のせいだと言っています。

 ですが本人が受験に失敗したのは、予備校のせいだと考えていいと感じたら、どうなると思いますか?

 これから起こるであろう人生の壁にぶつかるたびに、すべてのことを何かのせいにして、自分の責任を感じなくなるのではありませんか?

 自分自身が前に進むことを忘れてしまっては、いい大学に入ったとしても決して豊かな大人にはなれないと思います。」

講師の言葉は心に突き刺さりました。

講師の言葉を黙って聞いていた母親は
、自分の言ってることが間違っている
ことを認識し、

「後のことは息子と話し合う」

と伝えて、去っていったそうです。

出典元:http://academic-box.be
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受験に100%の成功はありません。

当日、インフルエンザで保健室受験で、
合格確実と予想されていた志望校に
行けなかった生徒もいます。

受験の結果にこだわることは
大切なことです。

しかし、その過程で得ることも
たくさんあります。

それを否定しては、その過程の努力は
すべてが無駄になってしまいます。

受験は、あくまでも夢を叶えるための
通過点の一つと考え、

そこで、得たものを、
大切にしてほしいと思います。

もちろん、わたしたちは
生徒全員の志望校合格を全力で
サポートします。

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