こんにちは。
山口市のそろばん塾ピコの徳山です。
今日は、フラッシュ暗算についてです。
フラッシュ暗算とは?
フラッシュ暗算とは、コンピュータの画面にフラッシュ式で出題される数字の問題を珠算式暗算を使って計算するものです。 最近ではテレビなどマスコミ関係にも多く紹介されるようになり、一般の方にも知られるようになりました。
一般的にはランダムに数字が出題され、それをただ計算するもののように思われていますが、本当のフラッシュ暗算は、20年以上の研究を重ね、そのデータを元にどのような問題が頭にイメージしやすいかを難易度別に分け出題させることができ、練習者の暗算力を育てることができるものです。
つまりフラッシュ暗算とは、初心者から上級者までの全ての練習者においての暗算力を上達させることのできる画期的なプログラムなのです。
日本フラッシュ暗算協会ホームページより抜粋
と、説明されるよりは実際に見た方がわかりやすいと思うので、
こちらをどうぞ。
観てもらえればわかる通り、
要するに暗算です。
しかし、そろばん教室で受けることができる検定は
①珠算検定(そろばんのこと)
②暗算検定
③フラッシュ暗算検定
とわざわざ3つに分けています。
つまり、暗算とフラッシュ暗算は別として扱っているわけですね。
なぜなのか。
それはフラッシュ暗算の特徴と始めるタイミングでわかります。
私たちの校舎では暗算は6級から始めます。
理由は珠算(そろばん)がしっかりとできていないと
それを頭の中でイメージしてやる暗算ができないからです。
しかし、小学校で足し算引き算をある程度習うと、
珠算式の暗算をするうえで一つ問題が出てきます。
それは何か。
頭の中で普通に暗算の計算をしてしまうことです。
頭の中でそろばんをイメージしながら行う暗算は
慣れていないと非常に疲れるんです!
なので普通に暗算ができる子はそっちでやっちゃうんですね。
でもそれができるのはせいぜいが2桁まで。
3桁の計算を次々にやるのは無理ですよね。
だから、そのうち暗算ができなくなっちゃうんです。
なので、暗算の指導で大切なのはきちんと頭の中のそろばんをはじかせてあげること。
そこでとても効果的なのがフラッシュ暗算。
画面に次々と数字が出てくるので普通の暗算をしていては間に合わない。
フラッシュ暗算をできるようにするためには必ず珠算式の暗算になっちゃうんです。
つまり、フラッシュ暗算は珠算式の暗算を習い始める前にやるんです!
暗算をきちんと珠算式暗算でできるようになると
なんと計算しながら雑談ができるようになります。
こんなふうに。
実際のピコの塾生の様子もどうぞ。
動画の生徒はフラッシュ暗算を始めたばかり。
この日が2回目の小学2年生です。
ピンポーンとなっているので正解です!!
凄いですね。
教えたことはたった一つです。
フラッシュ暗算の効果的なやり方とは?
フラッシュ暗算のコツはとにかく「頭の中のそろばんをはじくこと」
フラッシュ暗算のコツは、実際にそろばんを弾くようにして、頭の中に描いたそろばんを弾いていくことだと言われています。子どもの頃に十分に珠算(そろばん)式暗算の練習をしておくと、大人になってからもフラッシュ暗算に取り組みやすいです。
とはいえ、そろばんができればフラッシュ暗算ができる、というわけではなく、何度も練習を重ねる必要があります。パソコンの無料ソフトやスマートフォンのアプリでは、難易度なども調整できますので、ぜひトライしてみてください。紙に書いた数字を紙芝居式に見せて計算するのも、いい訓練になりますね。
↓で無料で練習ができますよ。
http://www.japanmatrix.com/anzan/