2017年米大リーグのワールドシリーズ
第3戦にダルビッシュ有選手が先発。
しかし、アストロズのグリエル選手に
本塁打を打たれてしましました。
そのときグリエル選手のジェスチャー
が問題になりました。
グリエル選手は目を釣り上げる仕草で
アジア人への差別的行為を行いました。
この問題はメジャーリーグ全体で議論
を呼び、相手チームのグリエル選手は
ワールドシリーズに出場できないかも
しれないという状況にまで発展しました。
しかし、この問題に対して
ダルビッシュ有投手が自身のTwitter
でこのような投稿をしました
完璧な人間なんていません。
彼もそうだし、僕だってそうです。
彼が今日したことは、正しい行為ではなかった。それでも僕たちは、彼を責めるよりも、学ぶ努力をするべきなんです。
この経験から学べるならば、人類にとって大きな一歩になるはずです。僕たちはこんなにも素晴らしい世界に生きているのですから、
怒りにフォーカスするのではなく、ポジティブに、前に進んで行きましょう。
皆さんの大きな愛情が、僕の支えになっています。
メディアへのインタビューにも
このように答えています。
人種差別について語るダルビッシュ有
“完璧な人間はいないので、彼(グリエル)も僕もここにいる皆もそうでしょうから、彼の中での1つのミスであって、色んな人がこのことから学べると思う。人類として学んで、人類として1つ前にいけるステップになれば、ただのミスで終わらないんじゃないか” pic.twitter.com/WxDAC0Uyug
— ボブはやし Bobble Hayashi (@mlb_bobblehead) 2017年10月28日
このツイートは全米でシェアされ、
「彼はこのドラマのヒーローとして現れた。
毅然とした態度でグリエルの謝罪を受け入れることを選んだのだ。」
と称賛されました。
また、メジャーリーグと野球の国際的
なイメージダウンをも防ぎ、
「ユウ・ダルビッシュはベースボールを救った。
我々全てを救ったのだ」
とも称えられました。
その後、グリエル選手に対し来季開幕
から5試合出場停止などの処分が科せ
られました。
グリエル選手は、球団を通じて
「私の行為で傷つけられた全ての人に心から謝罪する。深く後悔している」
とコメントしました。
このような差別行為は決して許される
ものではありません。
ダルビッシュ選手の、
彼を責めるよりも、学ぶ努力をするべき
というコメントにとても共感しました。
やはり一流の選手は一流の対応ができる。
ますます、ダルビッシュ選手のファン
になりました。
今後の、ダルビッシュ選手の活躍に
期待したいですね!!!