お母さん、ぼくがいるよ。 ぼくはお母さんが思っているよりもずっとしっかりしている。 だから、ぼくにもっと頼ってもいいよ。 この冒頭の文は、 NPO法人日本語検定委員会主催で毎年 行われる『日本語大賞』で2014年、 文部科学大臣賞・小学生の部を、 受賞した森田悠生君の作品 「ぼくがいるよ」の一節です。 2014年の『日本語大賞』の小学生の 部は「伝えたい言葉」をテーマでした。 受賞発表は2月上旬、新聞がいち早く 報道し、森田君の作品が全文掲載され 、“心揺さぶられる作品”として、 ネットなどで話題になりま ...