かわしま進学塾の野上です 😛
塾向けの学校説明会に参加してきたお話を書いていますが、
今回は、文章の書き方に「ある秘密」を混ぜ込んでみました。
「ある秘密」とは…CMの後で!のノリで今日のブログの最後で!
さて、今回は山口市内の私立高校「中村女子高校」の塾向け説明会に参加してきました!
画像のマスコットキャラクターは「なかりん」ちゃんです。初めて見た!
見慣れた中女の制服ですが、羽根を通すところもしっかりデザインしてあるのでしょうねw
会場は実際の中村女子高校本校での開催でした。
中村女子高校さんには、課外授業の英語・国語をKAWASHINスタッフで担当させていただいています。
いつもは乃先生に参加依頼してばっかりだったので、今回は私も行ってみよう!から始まりました。
初参戦楽しみです。さっそくレポを!
中女は校長先生と各学科の担当の先生が主に説明してくださいました。
初めの印象は、他高校の入試説明会と比べると参加している塾が少なめ?でした。
来ている塾名を見ても、O州塾とかN開などの大手塾はほぼ来ておらず、地域密着型の塾が多かった印象です。
さて、中女の他校とは違う特徴として、県内唯一の女子高であり、さまざまな特色のある学科があることです。
受験生や保護者の参考になれるように、ベテラン塾講師からの目線で書いてみます。
複数の学科があること!
中村女子高校には、5つの学科があります。
実際の見学させていただいた様子も踏まえながら、ご紹介します。
1.普通科
2年次から進学コースとファッションデザインコース(今年まで名称はライフデザインコース)に分かれます。
進学コースは、文系への進学を踏まえたカリキュラムです。国公立大学進学もしている生徒もいます。
ネイティブの先生の発音を交えながら、実用的な英語の授業をしていました。
Tripと聞こえたな…と思ったら、Tripleでしたw
受験生は、次年度からは特進コースがなくなることは知っておきましょう。
ファッションデザインコースは、マナーやファッションを学びます。
文化祭や発表会でファッションショーをしているのは、有名ですね。
製作段階の画像ですが、教室の後ろはこんな感じになっています。
2.看護科
5年間の一貫教育(高校3年+専攻科2年)です。
看護という特性もあり、就職率は100%で、国家試験の合格率も毎年高いようです。
消毒についての授業を見学しました。
3.調理科
高校卒業時に、調理師免許を取得できます。
調理実習の真っ最中。4人1組で役割分担して、みんなテキパキと動いていました。
入学時には、調理師セット(たしか25000円だったような…)を買います。テンション上がりますね!
4.情報ビジネス科
商業に関する資格(珠算・電卓、簿記、ビジネス文書、情報処理など)が取得できます。
ちょうどワードでハロウィン掲示物を作っているところでした。
授業の邪魔になると自重しましたが、先生にテクニックに関する質問をしたかったですね…
5.福祉科
2年次から保育コースと福祉コースに分かれます。
保育コースでは、保育士になるために必要なピアノの指導もしてくれます。
ただし、高校での保育士免許の取得はできないので、短大や大学に進学してからの取得です。
福祉コースでは、高校で介護福祉士が取得できます。
全国平均70%の合格率に対して、昨年は90.5%の合格率だそうです。
近くだと、山口県立大学(福祉科)への進学実績もあります。
教室では、生徒たちに介護実習に向けての説明をされていました。
女子高であること!
今や共学化の波が押し寄せ、男女別学の高校自体が珍しくなってきました。そんな中、中女はゴリゴリの女子高です。(表現が男子的w)
男女別学の方が成績が伸ばしやすい面はあるかもしれませんね。そんな本とか記事とか読んだことあります。東大合格TOP10のうち8校が男女別学校だったそうです。(2015データ)
異性の目を気にせず打ち込めるいう部分がいいんですかね。この男女別学の良さが中女では発揮されるわけです。
Nogamiの目から見た中女
少人数制で行っている授業が本当に数多くありました。
私たちの時代(アラフォー世代)は40人が1クラス。父や母に聞いた時代(戦後?)は入るだけ入れとけ!
今や1学年35人以下ですよね。それよりもずっと少なかったです。先生に見てもらえている(見られている)感が半端ないですね。
運動部の子はすぐわかりました。短髪だったから。ソフト部かな?
最後に、私の目で見て、どんな子に中女を進めたいかというと、
1つめは、看護科や調理科など志望が明確な生徒。公立高校だと定員が少なかったり、そもそもその学科がなかったりします。
職業科が多彩で幅広い進路選択ができるのは、やはり私立だからできるウリのひとつです。防府からでもバス代月4000円なんで、交通費負担も少なく通学できそうです。
2つめは、書き方が難しいですが、頑張ったら一番を取れる環境だったら学習意欲を持てる子。
中学校の学力層は幅広いです。学年TOP10なんて、地域一番の進学校に行ける子しか取れません。
上位層との理解度は、表面化していなくても小学校時代ですでに差がついています。その差を追いつき、追い越すためには並大抵の努力では叶いません。
ところが、高校受験が終わって進学した高校では、入試によってその差がほぼフラットになります。よほどの進学校ではない限り、努力次第で一番(とまではいかなくても上位)が取れます。
実際に私が教えていた子でも、一番を取ったことがある生徒は両手の指じゃ数えきれません。
上位(一定ライン以上の成績)が取れると、学校から推薦がもらえたり、進学の幅がべらぼうに広がります。自分でも中学校の時には微塵も得られなかった上位のプライドが芽生え、勝手に頑張るようになります。
公立志向の強い山口だからこそ、敢えて私立を選択してみるのもひとつの成長のきっかけなのかなと。
と、いうことで以上です。
気になるご家庭はぜひオープンスクールへ。塾の先生にも遠慮なく聞いてくださいね。
さて、勿体ぶったブログの後で!の解答は…
(勝手に)懇意と思っている、塾ブログ全国No.1の愛知県のさくら個別指導学院さんの國立先生のブログの書き方や口調を容赦なくコピ&パクさせてもらって書いてみました。「ええんやで、のがみん。」と國立先生の優しい声が…そんな都合がいい幻聴が聞こえる今日この頃です。