保健所の元職員が書いた文章が
とても心に響いたので紹介します。
どうかシッポを振らないでくれ...
物愛護センターや保健所に犬が
連れてこられると、
その後、飼い主からの連絡を待つ期間
が数日間あります。
その犬が飼い主とはぐれてしまった
ペットであれば、飼い主が
必死になって探しているかもしれない
からです。
保健所で犬が保護されているこの期間
、犬たちの世話をするのは保健所の
職員たちの仕事です。
餌をやり、便を片付け、外に出して
やったり、頭を撫でてやったり、
慣れない場所で犬たちが
安心できるようできる限りのことを
してやるそうです。
その待ち期間が終わりを告げると、
飼い主からの連絡がなかった犬の中
には譲歩されるチャンスが与えられる犬もいます。
新しい家族が見つかれば幸いですが、
見つからなかった場合、
日本ではその犬の命の終わりを意味します。
毎週、数日間とはいえ、
可愛がっていた犬たちを殺処分へと
送り出さなければならない職員の
心境がどんなものか、
考えたことはありますか?
こちらは、facebookにシェアされ、
話題になった保健所で動物の殺処分
を担当していた職員の視点から
書かれた文章です。
それではご覧ください。
繰り返される殺処分
平成27年度の殺処分された
犬と猫は約83,000匹。
約83,000の命が奪われました。
その中の多くは、最後まで面倒を
見てもらえなたったペットたちです。
これだけ殺処分について記事が書かれ
みんなが悲しい気持ちになっていても
まだまだこんなに多くの命が
失われているんです。
ペットはとてもかわいい。
しかし、お金も手間もかかります。
その責任を負えない人が、
ひとときの感情で安易にペットを
飼わないでほしいと思います。
この記事が殺処分を少しでも減らす
きっかけになってくれればと願います。