怒りの母親に女の子が言った言葉は・・・
朝の職員室。
女性が怒鳴る声が響き渡ります。
「うちの子に体罰をしたんですって!?大きな声で怒鳴ったら子どもが
恐がる事くらいわからないの!?これは体罰よ!
うちの子に土下座して謝りなさい!」
それは、昨日うさぎ小屋の当番をサボって、
先生に怒られた男子生徒の母親。
学年主任、教頭先生、校長先生を交えての大騒動。
さらに、事実確認を行うために昨日帰りの会でこの事実を報告した
女子生徒もその場へと呼び出されたそうです。
「うちの息子がうさぎ小屋の当番を
サボったくらいでなんで怒鳴られるの!?体罰にあたいする事件よ!
この学校は体罰が常習化しているんじゃないですか?
早くうちの子に謝罪して下さい。」
こう強く求める母親に
先生はどうすればいいのか分からず返答に困っていました。
すると、事実確認で呼ばれていた女子生徒が、
この母親に向かってある質問を投げかけます。
「◯◯くんのママも私と同じ女の子でしょ?
男の子に叩かれたり物を投げつけられたりしたら
嫌じゃないの?悲しい気持ちにならないの?
じゃあ、悪い事をした◯◯くんを怒った先生が悪くて、
謝らなきゃいけなくて、ボールを投げつけてきて、
謝らなかった◯◯くんは謝らなくていいの?
それを注意したり、ダメだって教えてくれた先生に怒る
◯◯くんのママは変だと思うよ。」
その言葉は、そこにいた全ての”大人”が
ぐうの音も出ない程的を射た言葉でした。
この女子生徒は、冷静に物事を判断し、
何が悪くて何がいけない事なのか。
そして、その悪い事を責めるのではなく、
出来事から次に生まれる良い方向へと向かうべきものと
解決方法は一体何なのか。
そもそもの本質として
「何を解決しなければいけないのか」
という事を当初の帰りの会から理解していたのかもしれませんね。
まだ若干小学5年生の女の子が諭したこの言葉。
子どもを持つ全ての親に考えて欲しい内容が詰まっている気がします。
あなたはこの出来事、どう思いましたか?
このような親に育てられる子が一番かわいそうな気がします。
わが子が可愛い気持ちは解りますが、
しっかり教育してあげるのが、本当の親の愛情だと思いました。
考えさせられる記事ですね。
出典元:iinee-news.com