僕が起業したのは24歳。
はっきり言って全く先のことは考えてなかった。
背負う家族も社員もいなかったし借金もなかったので怖いもの知らずってとこだった。
ただ、僕が塾をしたら絶対に生徒は集まるという自信だけはあった。
今の僕にあのときのような選択ができるかはわからない。
背負うものがあるのってすごい勇気をそいでしまう。
一番に考えるのはやはりお金。
特にランニングコスト。
もしも借金がなかったとしても月々かかるお金を計算すると
今の手持ち資金で何か月頑張れるかは簡単な割り算でできる。
そのランニングコストで一番わかりやすいのはテナントの家賃だろう。
僕が起業したとき、僕を助けてくれたのは生徒のお父様だった。
不動産をやっていた生徒のお父様が僕に格安でかつ敷金礼金もなしでテナントを貸してくれた。
今考えると、あれなしでは今の僕は絶対にない。
お父様にはおこがましくて恩返しはなかなかできない。
僕にできることは僕にしていただいたことを後輩たちにすること。
そんなおもいが「 YamaLab. 」はスタートした一つの要因だ。
YamaLab.は少しずつ動き出した。
それも助けてくれる仲間たちが安く机を売ってくれたり、手作業で運んでくれたり、デザインしてくれたり・・・。
新しいことを始め、形になっていく過程ってとても楽しい。
現状は・・・
「個ブース」はすべて契約をいただいた。
「フリースペース」は今日、契約をいただき、残り5席。
ホームページも少しずつ完成してきた。
外から見ると灯りが増え活性化してきた。
さあ、これからおもしろい化学変化が始まるはずだ。
起業家の卵たちへ
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