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福島県南相馬市視察、福島第二原子力発電所視察に関して

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昨日、福島より帰ってきました。
個人では絶対に立ち入ることのできない場所を視察でき、本当に貴重な経験をさせていただきました。
警戒地域には人も少なく、車もほとんど走っていませんでした。
桜がとっても綺麗でした。

みんなに見てもらいたいだろうなー・・・。
3年前に女川に視察に行きました。
道路にある破壊された車に驚きました。
富岡駅の周りを見て、あの時の状況を思いだしました。

空と海の青がとても綺麗でした。



地域の新聞を見せていただきました。

放射線量の測定値が毎日掲載されているそうです。
町は徐々に除染されています。
草を刈り、土を削ります。


それが一枚16,000円もする耐久性に優れている黒いビニール袋に入れられ数か所に集められます。

山口市が放射能に汚染され除染することを考えてみてください。
気が遠くなりますね。
でもその作業をしないとみんなはふるさと山口に帰れません。
かわしま進学塾の生徒は誰もいなくなります。
僕を含めスタッフたちは職を失います。
僕たちは別の町に行き仕事を探します。
もしかしたら避難先で塾を始めるかもしれません。
売り上げの減少に応じて損害は賠償されているそうです。
でも、それも何年続くかわかりません。
今回、一緒に視察に参加したメンバーの中には、
実際に避難をして別の地で仕事をしている人もいました。
売り上げの減少に応じての損害賠償と書きましたが、
中には賠償金目当てにまじめに働かない人もいるそうです。
そんな中でまじめにがんばっている人もいる。
いろんな葛藤があるそうです。
原発の中は撮影ができませんでした。
東電の方は本当に丁寧に説明をしてくれました。
とても気持ちのいい対応でした。
原発の中はいくつものチェックがあり、とても厳しいセキュリティーでした。
原発の中の放射能値は、ほぼ0でした。
日本の技術は本当にすごいと思いました。
こんな建物に被害を及ぼす自然を恐ろしく思いました。
第一原発での被害を分析し、次に同じ規模の災害があったときには対処ができる状況にあることを説明されました。
高台には何台ものトラックがあり、それが発電機能をしていました。
大量の水も貯蓄されており原子炉を冷却できるシステムになっていました。
何がいけなかったのか・・・。
実際に被災された方の意見は厳しいものでした。
ふるさとや大事なものを失ったんです。
その気持ちは当たり前だと思います。
よくわからなくなりました・・・。
でも、僕にできることは伝えることです。
僕はそれに徹しようと思います。
安易なことは書きません。
発電所内では東電の方が撮影してくれていました。
委員会が正式に今回の視察を広報したらリンクを張ろうと思います。
僕はその場にいて、その場で感じたことを会った人に伝えます。
災害はどこにでも起きます。
僕たちはそれに備えることが大切です。
僕にできることをしっかりやって行こうと思います。
貴重な経験をさせていただきた青年会議所のみなさまに感謝します。
ありがとうございました。

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