山口市・宇部市の学習塾「かわしま進学塾」塾長の野上です。
「野上先生?わたしのこと、わかる??」
長年、塾をしていると、コンビニで、飲食店で、道端で、ふとした日常に突然「名前あてクイズ」が出題される。
戦国時代の武将でも「やあやあ我こそは!」と戦場でも高らかに名乗りを上げる。
しかし、時代は令和。
コンビニでいきなり「やあやあ我こそは〇〇なり、腕に覚えの者よ、手合わせ願う。」なんてなるわけがない。
これはわたしの自慢。
「おー、〇〇かー。」顔は大人になっていても、昔の生徒の名前はすぐに出てくる。
先日、わが家の「魔の巣窟」ことクローゼットを整理していたときに出土されたもの。
これは30才の誕生日。
バラバラのパズルをもらいました。
組み立てているときは感動しっぱなしでした。
うまいことに「のがみそじ」と言うとります。
この頃は格好つけて、
「俺の幸せはお前たちが幸せになることだ」
なんて言ってたら2010年の名言に。
これをくれた生徒達ももうええ大人です。
こちらは35才。
「ツモ」とか「B型撲滅」とか、プライベートな場面や、歪んだ思想がだだ漏れになっています。
「ひざまづけ、オレの愚民ども。」
なんて、言ったことはありません。
はい。
あんまりコロナ、コロナと言いたくはないけど、激動のコロナ対応の最中で気がつくと40才に。
5年後、10年後の未来にどうあるべきか考えている最中、5年前、10年前の過去の生徒から
「のがみ~、頑張れ~」
と激励をもらった気持ちになりました。
「自利とは利他をいふ」
利他の実践がそのまま自分の幸せなのだ、という考え方です。
こんなときだからこそ、初心を忘れず、決して自分のためではなく、世のため、人のために尽力すべきときだと考えている次第であります。
おわり