みなさん、おはようございます。
山口市・宇部市の学習塾、かわしま進学塾の川島です。
新型コロナウィルス感染拡大を抑止するための学校休校措置から早半月。
なんだかこの未曾有の異常事態にも若干慣れてきました…。
まさに平和ボケ日本人の見本みたいな私ですが…、
全国の休校が始まった3月2日。
私は日本人の教育に対するズレを感じていました。
朝の報道番組では子どもではなく保護者にマイクを向け、
『午前中、仕事を休まないといけないから大変です。』とか、
『家で子どもと一緒に過ごしながらのテレワークは無理ですね。』とか。
コメンテーターは、
『家庭に与える経済的打撃は計り知れません』とか。
ん?
いや、違うだろ。
論点がまるでズレています。
こんな世論を受けて、国は
『学童を充実させますー。』とか、
『ひとり親の家庭には補助金をー。』とか、
いやいや、そうじゃないって。
もちろんそれも大事だけど、もっと大事なことがあるやろ。
今回の休校措置の一番の被害者は、
間違いなく子どもたちです。
学習が毎日毎日遅れていく子どもたちです。
この休校措置(というかメディア)はスタートからスポットのあてどころを間違えている。
そのメディアによって、一番重要な問題を考えもしない大人たちが生み出されていく。
『国力は国民一人ひとりの力の総和』です。
教育こそが国を形作る唯一無二の源泉だと私は思っています。
なにより、戦後70年以上も大事に大事に守り続け、これだけ急速に様変わりする世の中で1文字たりとも変わっていない『日本国憲法』に記されている、数少ない国民の義務、
『教育を受けさせる義務』
それについてもっともっと考えるべきだと思います。
あ、休校措置が悪いといってるわけでも、政治的意図があるわけでも、弊社の考えを代弁しているわけでもなく、あくまでも私見です。
ただ、今の段階で私たち大人が今回の休校措置の受け止め方を誤ると、子どもの未来を狂わせることになります。
山口市はすでに夏休みを削ることを検討しており、おそらくそうなるでしょう。
じゃあ、県はどうするの?
心配で心配でたまりません。
日本は教育の力でここまできました。
その根幹を脅かす岐路にいま立たされている気がします。
子どもたちの教育についてもう一度じっくりと考えてみませんか?
わたしたちKAWASHINはできうる限りの教育をお子さまに提供します。