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先週のプロ野球の試合中の写真です。なにが起こった場面でしょうか??2017/8/16広島vs阪神~月1カープから学ぶこと~

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実はもともとカープファンの間で、この大瀬良大地選手の『優しすぎる』性格は有名でした。

そしてそれゆえ、「優しすぎたら勝てないんじゃないの・・・?」という声もよく上がるのです。

そんな大瀬良選手について、こんな記事を見つけました。

 

役目を果たすため……スタイルを貫く覚悟を決めた。
一昨年、米大リーグから広島に復帰した黒田博樹にも言われたことがある。「プロの世界は生きるか死ぬかくらいの覚悟でやらないと、相手に勝てない」と――。

先発から中継ぎに転向したシーズン。意識はした。実際にマウンドでの表情も厳しくなった。だが、常に“意識”してしまっている自分がいた。“無意識”にはできなかった。今季、再び先発として長いイニングを求められる。瞬発力勝負の中継ぎと違い、持久力が求められる先発では、「(無理しても)保たないんじゃないかなと思う」と自分のスタイルを貫くことを決めた。

 だが、それは決して周囲の言葉に目を背けているわけではない。

「いろいろ言われるけど、自分が初めてになればいいんじゃないかって」

 自分がそういう投手ということを受け入れ、その上で強くなる。器用なタイプではないが、胸に秘めたものは強い。

それは、伝説の投手の背番号を引き継ぐ者の使命なのかもしれない。広島の背番号14と言えば、“炎のストッパー”と呼ばれた故・津田恒実氏が背負っていた番号だ。大瀬良の優しさとは対照的に、打者に立ち向かっていく闘志を前面に押し出す投手だった。大瀬良はオフになれば、津田氏が眠る山口県周南市にある墓へ足を運ぶ。登板後は、心の中で偉大な先輩と対話するように、その日の投球を反省する。そして前を向く。その気持ちが――他の人たちにも伝わる。

大瀬良のひと言は、皆に大きな力と勇気を与えている。
7月18日、甲子園。バトンを受けた中崎は「イニングの途中からマウンドに上がることはどうも思わない」と中継ぎとしてのプライドをのぞかせながらも「逆にイニング途中に降りるときは申し訳ないと僕も思う。(大瀬良が声をかけるように)そういうことを言ってくれると、こっちも抑えてやろうという気持ちになる」と続けた。

大瀬良の優しさは、誰かの力になっている。新人床田も復帰へ前を向いて歩き出し、大瀬良の姿を見て勇気をもらったファンも少なくない。その優しさは、何より大瀬良自身を強くしているのだ。優しさと厳しさは相反するものかもしれないが、優しさと強さは同居できる。本物の強さは、優しさの中にこそあるのだ。

 

「優しすぎたら勝てない」

大瀬良選手はおそらく、ずっとこの言葉を言われ続けてきたのでしょう。

でも彼がだした答えは、自分を変えるのではなく、自分を貫くという選択です。

優しいと弱いはまた別物ですもんね。

自分を貫く大瀬良選手は、まちがいなく強い人です!!!! そしてカープ最高!!!!

 

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