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必死

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僕の携帯には社員が出社したらメールが届くようになっている。
遅刻防止という情けない理由ではじめたものだが、今では社員のやる気のバロメーターを見分ける一つとなっている。
出社時間は14時30分。
すでに数名の社員は出社している。
僕は自分の部屋で経理の仕事をしていて、たまにその社員の様子を見に行く。
一人の社員が見当たらない。
高等部をこっそりのぞくと叫び声がした。
うぉーーーーー! ひぇーーーーーー!
そっとしておいた。
後期の始まりの挨拶で、全員がスーパースターになろう!と目標をたてた。
スーパースターは、生徒がその教師の授業を聞くだけで一日の塾を満足してくれる授業ができる。
おもしろくて、わかりやすくて、成績もやる気も上がる。
人にはいろんな性格があり、おもしろくない人もいる。
その人には殻がありそれをやぶらないかぎり、おもしろくない。
わかりやすい授業をさせるのは簡単だが、そこにおもしろさを加えるのは難しい。
さて、木曜日の研修のコンセプトはやる気の出る話で今ちゃんを笑わせること。
お笑いを研究して、有名予備校講師のやる気の出る話を研究して、まずはそれをコピーする。
苦痛だろう。
大人になって恥をかくことは、大きな苦痛だ。
でも、それが僕たちの仕事でもある。
殻を破ろう。
ぶち破ろう。
どんな塾が近くに出来ても揺るがない塾になろう。
全員がスーパースター!
練習の姿は見てないけど、叫び声だけでうれしかったよ。
君の成長をみんなが期待している。
なれよ、スーパースター。

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