こんばんは!
山口市・宇部市の学習塾「かわしま進学塾」白石校の小森です。
先日、ばったりと教え子たちと出くわして今更ながら結婚報告や現状報告を受けてきました(笑)
みんな成長したなぁ・・・。
顔を見て話ができるってことはいいもんですね。
さて、今回の話は私も初めての経験だったことです。
今の世の中、留学やホームステイは珍しいことではありませんが、自身がそれを経験したかというとそうではないという方が多いのではないでしょうか。
私もその一人です。
先日、縁があってベトナム人の二人に出会いました。
その二人は、日本でアルバイトをしながら学費を稼ぎ、日本語学校で語学を学び、介護福祉士の研修も受けています。
たった1泊ですがその二人を我が家にホームステイさせてほしいという依頼を受けました。
異国の方とのコミュニケーションは我が子たちにも、私自身にもプラスになると思いましたのでその依頼を快諾しました。
Let's 異文化交流!ですね。
その二人が来るまでに、食事をどうするか(宗教的に食べれないものがないか?)、どこに連れていくか(山口の観光地?日本文化を学べるところ?)などなど、妻や子供たちと作戦会議です。
その時間はとても楽しくワクワクしたものでした。
そして当日、二人を迎えに行き初対面。
英語はあまり話せないと聞いていたんですが、私(理系)よりは話せるだろうからコミュニケーションで困ることはそんなにないだろうと思っていたのですが、なんと!本当に英語が話せない(私より)という事実!!
ゆっくりと簡単な日本語で自己紹介をして、雑談をしてみても「・・・わかりません」と理解できていない様子。
さて、困ったぞと。
どうやってコミュニケーションをとれば良いのか?
その都度、ゆっくりと大きな声で簡単な日本語で意思疎通をしていきました。
そして、そこで大切なことに気づきました。
山口のあちこちをめぐって身振り手振りを使いながら、同じ時間と空間を共有していくうちに、言葉がしっかり通じなくても、意外と意思疎通ができるということに。
『ちゃんと相手の目や表情を見て、全身でメッセージを受け取ろうとする姿勢』を作ればそれが可能なんだということに気づかされたんです。
普段、聞きなれた日本語という音を耳にするだけで何を伝えたいのか理解できる私たちですが、一回一回その相手を見て、話を聞いているか?と言われると我が子に対してでもできていない時が多々あります。
そのことに気づかせてくれた二人に感謝。
あっという間に二日間が終わり、とても充実した時間を過ごすことができましたし、多くのことを学ぶことができました。
百聞は一見に・・・
二日間、我が子たちが抱っこちゃんのように張り付いてしまい、それでも嫌な顔一つせず、面倒をみてくれて本当に大変だっただろうなぁと思っていましたが、とても楽しかった・また来ていいですか?と言われたときは涙が出そうになりました。
来年の3月までは山口にいて、日本語を勉強し、来年はそれぞれ別の県へ行くようです。
それまでに何回会えるかわかりませんが、この貴重な出会いを大切にしていきたいと思います。