こんばんは!
山口市・宇部市の学習塾「かわしま進学塾」の川島おさむです。
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KAWASHINグループは、おかげさまで本当にたくさんの子供たちと非常勤講師の大学生を世に送り出してきました。
今回はその多くのふれあいの中で起こった出来事の中から、一番感動した『KAWAHIN黒歴史』についてお送りいたします。
これは、塾の広報としては決していい話ではありません。
でも、今思い返せば本当にうれしい出来事なんです。
てことで、投稿しちゃいます。
今から10年以上前のことです。
まだKAWASHINグループの研修体制がしっかりとできていなかったころ、非常勤講師に対して授業の仕方だけをレクチャーし、
子どもとのふれあいについての研修が不十分だった時代がありました。
勉強を教えるだけが塾講師ではないということはわかっていたのですが、まだその頃は会社としても未成熟だったのですね。
そんな時代にこの事件は起きました。
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高校生の個別授業を担当していた非常勤の大学生が、生徒に対してこんなことを言ったのです。
講師『お前、こんな問題も解けないのか!早く解いてくれないと授業が延びちゃうよ!このあと用事があるんだけど急いでくれない?』
それを言われた生徒Aちゃんは、小学生のころからKAWASHIN生。
その非常勤講師よりも5年はKAWASHIN歴が長い超古株だったのです。
Aちゃんは何も言わず、黙々と問題を解き授業が終わります。
そのあと事件は起きました。
授業後その講師がそそくさと帰り支度をし、駐車場に向かったところ、Aちゃんは講師の車の前で待ち伏せをしていました。
そしてこんなことを言ったのです。
Aちゃん『わたしはずっとKAWASHINに通ってるの。KAWASHINの先生は絶対にあんなことは言わない。すぐに文句を言いたかったけど、授業中だったからほかの人に迷惑をかけると思って我慢した。お願いだからKAWASHINから出て行ってくれない?あんたがいたらKAWASHINのこと嫌いになっちゃうかもしれないから。』
Aちゃんははっきりとその講師に戦力外通告をして、校舎責任者のところに報告に行きます。
Aちゃん『あの先生、KAWASHINの先生に向いていないから私がクビにしたよ。先生もきっとそうすると思ったから。』
そのあと、すぐに校舎責任者がその講師に事実確認をし、反省の色が見えなかったため即解雇しました。
私たちはこの事件を受け、
自分たちの研修が甘かったこと、
Aちゃんを傷つけてしまったこと、
を大いに反省しました。
Aちゃんに嫌な思いをさせたのはその講師のせいではない。
間違いなく、私たち、常勤講師の責任です。
この出来事をきっかけにKAWAHINの研修体制は大きく見直されていきます。
塾講師が授業が上手いのは当たりまえ。
そんな基本の上に何を積み上げていくかが研修だ。
では、具体的に何を積み上げていくべきか、年間どれだけの時間を研修に使えばよいか。
当然、研修をするには非常勤講師の時間を拘束するため、お給料を払わなければいけません。
その予算はどう捻出するのか。
本当に長い時間をかけて議論しました。
その議論の結果、胸を張って言える一つの強みができました。
『KAWASHINは他塾に絶対に負けない研修をしている!』
内部資料なのですべてをお見せできませんが、これは4月非常勤研修の企画書の一部です。
次年度の研修カリキュラムの大枠はすでに出来上がっています。
面接後に3時間。
4月に2時間50分。
6月に2時間5分。
9月に2時間23分。
11月に2時間10分。
2月に2時間40分。
KAWASHIN研修部スタッフ、特に非常勤研修担当の佐藤ゆか先生が生徒・保護者のみなさまの満足度を上げるため考えて考えて…。
教務力の基礎はもちろん、非常勤講師たちが社会に出て役に立つ常識や知識も伝えています。
あれから10数年。
Aちゃんはどんなお母さんになっているかな?
こっぴどくAちゃんから叱られた非常勤講師は社会に出てちゃんと活躍できているかな?
KAWASHINは生徒と非常勤講師に支えられています。
これからもいろんなことを乗り越え成長し続けていきますよ!!