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ある友人の記事です。
一昨日ばあちゃんがクモ膜下出血で倒れました。
家から連絡があってすぐに自宅に戻ると、もう救急車が来ていて受け入れ先の病院をさがしていました。
その時点ではまだクモ膜下出血とはわからなくて、まさか命に関わるとは思ってもみませんでした。
ばあちゃんはもう高齢で、なにかあった時には俺がしっかりしなければと前々から思ってました。
ただ病院に搬送されて先生の口から「すぐに大学病院で手術が必要、命に関わる」と聞いたとき、自分が普通ではいられませんでした。
正月の夜中に大学病院に運ばれ、先生から手術の説明を受けすぐに手術になりました。
頭を開けて手術をするのは、高齢で危険すぎるので、足の血管からカテーテルを入れ脳まで到達させ施術するという方法でした。
先生の話では95%成功する手術と言われ、すこし安心しました。
「100回やれば95回成功する」そう自分に言い聞かせ、手術が終わるのを待ちました。
3時間後手術室から出てきた先生に「失敗です。できませんでした。明日頭を開けての手術に切り替えます。」と言われ頭が真っ白になりました。
95%の確率で成功でもチャンスは1回しかない。100回試せるなら95%に意味はあるけど、たった1回しかないチャンスに95%で安心していた自分が情けなかったです。
結局次の日たくさんあるリスクの中、頭を開けるという丸一日の大手術を終え、ばあちゃんは今集中治療室で戦っています。
手術の前に先生に「手術中に亡くなることもあり得る」と言われた手術でした。
もしかしたら、体に障害が残るかもしれない。
性格もかわるかもしれない。
言葉もわからなくなるかもしれない。
でもそれでもいいけ、たのむけ、ばあちゃんもう一回目を開けてくれ
俺を一番かわいがってくれたばあちゃんです。
ばあちゃんがんばれ!!!!
僕も数年前おかんに癌が見つかり医者に説明を受けました。
そんときも何%か忘れましたが、うまくいく確率のほうが高く、少し安心したことを覚えています。
でも、おかんが手術室に入る瞬間に振り返ったときの笑顔はいまでも忘れません。
あのときは二度と会えなくなるかもしれないと思い本当に怖かった。
今の当たり前に一緒に暮らしていることさえも奇跡。
一緒に過ごしている時間を本当に大事にしたい。
受験生に言いたい。
受験と命を同じ土俵で例に挙げるのはおこがましいかも知れない。
でも、あえて読んでほしい。
模試の結果などで合格率や判定が出る。
僕は何度も良い判定が出ていた生徒が残念な結果になった経験がある。
その中の数人はその判定に油断し、全力を尽くしていると言えなかった。
その生徒に残るものは莫大な後悔。
今年の受験は一回しかない。
今できることに全力を尽くしてほしい。
休み時間や演習を説き終わったときのちょっとした気が緩んでいる時間。
それさえも気持ちを切らさず全力を尽くしている仲間がいる。
後悔だけはさせたくない。
※ばあちゃんの回復を祈っています。ばあちゃんがんばれ!!!

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