そして何気に『今日は志望校に行きたい気持ちが強いので、勉強を〇時間頑張る!』に関してもこれに頼りっぱなしという考えもかなり危険な気がします。人は目標を立てたときであったり、その話について深くだれかと話し合ったりまたは、誰かの話に感化されたりしたときなどが『気持ちが強くなる日』なんだと思いますが、これからの勉強していく日々を想像してみると『気持ちが強くなる日』と『そうではない日』を比べると果たしてどちらの日数の方が多いのでしょうか。

『気持ちが強くなる日』に勉強することはそんなに難しくないことなのかもしれませんが、『そうではない日』に勉強を積み重ねていけることこそが重要なんだと思います。毎日が『気持ちが強くなる日』です!!と自信を持って言える方にはこの話はあまり関係ないのかもしれませんが、大多数の人は『そうではない日』すなわち『普通の日』日数の方が多いのだと思います。

となってくると『気持ちが強くなる日』=『特別な日』なので、『特別な日』とその影響を受けている数日間しか勉強しなく、いや、勉強できなくなってしまうのです。ただし特別な日を増やす方法は様々ありますが、毎日A5ランクの和牛を食べつ続ければ感動が薄れるかの如く、同じ方法では段々効果が薄れていくことが多いので、効果が薄くなってきたなと思うタイミングで別の方法に変えたり、最初から複数の方法をローテーションしたりする必要があります。ただそれらのことは一流のメンタルトレーナーが側にいるプロスポーツ選手のような状況じゃないとなかなか実現が難しいのではないかと思います。

結局のところ茂木健一郎先生の記事にあるように、『やる気』という『感情』に左右されることなく黙々と勉強に取り組むことができる者が、殊更受験勉強に関して『強い』と思います。さらに習慣になってしまえば、ラクなもので毎日のルーティンワークの一環としてまるで歯磨きや入浴のように『勉強』を行うことができるようになります。すなわち、歯磨きや入浴に『やる気』が関係なく行えるのと同じように『勉強』にも『やる気』が関係なく行えるようになるということです。こうなったら本当に強いですよ!!なにせ毎日勉強をするかしないかであったり、やる気が出るか出ないかであったりを時間をかけて悩む必要がないワケですからね。

そのような習慣を形成するのに必要な期間は『2週間』と言われております。

2週間毎日続ければ、あとは毎日カラダが勝手に勉強をする習慣が形成されている夢のような状態になるのです。

今にして思うと、夏休みから猛勉強に取り組むことができたほとんどの受験生に当てはまる特徴が『やる気に左右されない毎日の勉強週間』だったと思います。

この夏で勉強習慣をつけたいと思う生徒はまずは、とりあえずだまされたと思って『2週間』続けてみてください。