KAWASHIN たかおか塾

アメリカ大統領選挙の世論調査にて起こった一大事件。そこから学べること。

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実は、元王者かつライバル社である「リテラリー・ダイジェスト社」は、自動車登録者・電話加入者・雑誌購読者の

顧客データをもとにアンケート調査を行っていました。当時の時代背景を考えると、彼らは経済的に余裕のある人々で、

またそのような階層には、共和党支持者が多かったため、共和党の得票数を過大予測してしまったのです。

 

それに対して「ギャラップ社」は実に計画的に動きます。

『男性・20歳代・事務系を5人』『女性・30歳代・主婦を5人』といったように、調査対象をできるだけ細かく

設定してから動き出すことで、やみくもな調査を防ぎ、アメリカ全土の国民の意見を抽出できるように動いたのです。

 

この事件を契機として、「リテラリー・ダイジェスト社」は倒産、「ギャラップ社」は世論調査業界の中心的存在と

なるわけです。

 

「リテラリー・ダイジェスト社」の失敗理由を読んだとき、皆さん

『そりゃそんなやり方してたら良い結果なんて出ないでしょ~』と感じませんでしたか??

わたしももちろん感じたわけですが、過去にそのやり方で成功している「リテ社」は自分たちの方法に

絶対的な自信を持って疑わなかったのです。

過去に成功しているからという理由だけで突っ走り、失敗したという経験ならば、誰しもあるはずですね。

 

 

『テストで一度高得点を取ったときの勉強方法を続けているけど、あれ以降良い結果がでないなあ・・・。』

と悩んでるそこの君!!

過去の栄光は机の上に置いといて、新しい勉強方法を探って新たな栄光を掴みにいくべきだ!!!

 

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