生まれて2週間して夏凛の様態が悪化。

夜中、付き添いながら
懸命に生きようとしている夏凛を
主人とふたり、見守り続けました。
 

午前4時。
 

先生と看護師さんたちが
慌ただしくなります。

その後、うつむきながら
こちらに近づいてくる
先生を見た瞬間それだと察し
涙が流れました。

夏凛は2週間で
天使になってしまいました。

私は、ただ呆然として
涙がこぼれました。

数時間後、春菜の様態も悪化し
そのまま息を引き取りました。

涙が枯れるまで泣きました。

自分を責めました。

死のうとも思いました。

想いを、わめくように
主人にぶつけました。

「せっかくできた子供なのに。
 
 どうして?」

「二人を連れて

 お散歩に行きたかった」

「もっと声を聴きたかった」

「2週間しか
 生きられないなんて...。」

「この娘たちは何の為に
 生まれて来たの?」

主人は涙をこぼしながら
無言で聴いていました。

私は冷たくなったふたりを
ギュッと抱きしめ
何度も繰り返し言いました。

「春菜。夏凛。

 ごめんね。ごめんね。

 丈夫に生んであげられなくて
 ごめんね」

数時間が経って
主人が口を開きました。

「前に何かで聞いたけど
 “人の命は全てに意味がある”って。

 意味があって生まれて
 そして死を迎えるらしい。

 『ママと出会う為に
  生まれてきたんだよ』

 『ママと出会えて良かった。
  ありがとう、ママ』

 って、きっとふたりが言ってるよ。
 
 なぁおまえ
 ふたりを産んでくれて
 ありがとうな。」

主人の胸に顔をうずめると
大粒の涙がボロボロと
こぼれ落ちました。

それから私は
ふたりの分まで生きようって
天国のふたりが
喜んでくれるような
人生にしようって
幸せを感じ生きよう
って決めました。
 

生きるとは生きているとは
奇跡だと知った。

愚痴も、不平も
不満も、喧嘩も…

本当に幸せな事だって。

“あたりまえ”なんてない。

私はふたりが生きたいと
願ったはずの“今”を生きている。
  

出典元:魂が震える話 ― 人がひとを想うということ ―

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“人の命は全てに意味がある”
素晴らしい言葉です。

だからこそ、自分の命も他人の命も
ないがしろにしてはいけません。

このお話がみなさまの役に
少しでも立てれば幸せます。

出典元:iinee-news.com

 

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