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タレントの春名風花さんが小学6年生の時、
朝日新聞に寄せた「いじめている君へ」が
ネットで話題になっているので紹介します。

9歳のときにツイッターを始め、
社会にもの申したとたん「子どものくせに」
「死ね」といった大量の書き込みに傷ついた
春名さん。

いじめている君へ「想像してください」と
呼びかけました。

春名さんのメッセージは、今もネット上で
拡散しています。

それではお読みください。

いじめている君へ

『君、想像したことある?』

ぼくは小学6年生です。

タレントだけど、
ふつうの女の子です。

今から書く言葉は
君には届かないかもしれない。

だって、いじめてる子は、
自分がいじめっ子だなんて
思っていないから。

いじめがばれた時、
いじめっ子が口をそろえて

「じぶんはいじめてない」

って言うのは、

大人が言う保身(ほしん)のためだけ
じゃなく、その子の正直な
気持ちじゃないかなと思います。

ただ遊んでいるだけなんだよね。

自分より弱いおもちゃで。

相手を人間だと思ってたら、
いじめなんてできないよね。

感情のおもむくままに、
醜悪(しゅうあく)なゲームで
遊んでいるんだもんね。

ぼくもツイッターで
よく死ねとか消えろとかブスとか
ウザいとか言われます。

顔が見えないから体は傷つかないけど、
匿名(とくめい)なぶん、
言葉のナイフは鋭(するど)いです。

ぼくだけでなく、
時には家族を傷つけられることもある。

涙が出ないくらい苦しくて、
死にたくなる日もあります。

けれどぼくは、
ぼくがいくら泣こうが、
本当に自殺しようが、

その人たちが
何も感じないことを知っている。

いじめられた子が苦しんで、
泣いて、死んでも、いじめた子は
変わらず明日も笑ってご飯を食べる。

いじめは、

いじめた人には

「どうでもいいこと」

なんです。

いじめを止めるのは、
残念ながら

いじめられた子の死

ではありません。

その子が死んでも、
また他の子でいじめは続く。

いじめは、

いじめる子に想像力(そうぞうりょく)を
持ってもらうことでしか止まらない。

いじめゲームをしている君へ。

あのね。

キモい死ねと連日ネットで
言われるぼくが生まれた日、

パパとママはうれしくて、
命にかえても守りたいと思って、

ぼくがかわいくて、
すごく泣いたらしいですよ。

この子に出会うために生きてきたんだって
思えるくらい幸せだったんだって。

それは、ぼくが生意気(なまいき)になった
今でも変わらないそうですよ。

想像してください。

君があざ笑った子がはじめて立った日、

はじめて歩いた日、

はじめて笑った日、

うれしくて泣いたり笑ったりした
人たちの姿を。

君がキモいウザいと思った人を、
世界中の誰(だれ)よりも、
じぶんの命にかえても、
愛している人たちのことを。

そして、その人たちと同じように
笑ったり泣いたりして君を育ててきた、

君のお父さんやお母さんが、
今の君を見てどう思うのか。

それは、

君のちっぽけな優越感(ゆうえつかん)
と引き換(か)えに
失ってもいいものなのか。

いま一度、考えてみてください。
 

春名風花

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いじめは決して
子どもだけの問題でありません。

大人になっても普通に
いじめをやっている人たちもいます。

子どもの頃にいじめをしてきた人が
成長できずに大人になっている人もいるので
当たり前のことです。

たぶん、気づかないうちに
子を育てる親の立場になって
自分の子どもを傷つけたり、

周りの子どもや大人に
迷惑をかけているのでしょう。

相手の気持ちになって、考える…

なかなか難しいことかもしれませんが
いじめを無くすには常に相手の気持ちを
考えながら行動する人が増えるしかないと思います。

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