子育て

作品コンクールで「ぼくの人生 こんぺいとう」という”自分の発達障害について書いた”ある小学生の作文に心打たれる・・・

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ぼくの人生 こんぺいとう

僕には「発達障害」というものがあります。

障害ではあって病気ではありません。

これは生まれた時からある物なのです。

ちなみにぼくの障害名は「ADHD(注意欠陥多動性障害)」と「高機能自閉症」です。
  
他にも発達障害の内には「LD(学習障害)」や「アスペルガー症候群(略してアスペ)」さらに「自閉症」などあります。

僕に障害があるとわかったのは2歳9ヶ月の頃です。
 
しゃべり始めが遅く不思議なことばを言っていたらしいし、走り出したら止まらないので障害にくわしいお医者さんにみてもらったようです。

そのとき「ADHD」としんだんされました。

不思議な言葉のことは「あ、宇宙語ですね」と言われたそうです。
 
一年生の時、「高機能自閉症」としんだんされました。

小学校に入ってからいじめが多くなりました。
 
からかわれている事もありました。

しかし、幼いころは遊んでくれているんだと思っていました。
 
でもそのうち、いやがらせだと分かりました。
 
「ガイジ」とも呼ばれました。

悲しかったです。

泣いて帰ることもありました。

そんな時お父さんは・・

「発達障害を持っていることは悪いことではない。悪いのはいじめることだ」

と言ってくれました。

確かにそれが分かった気がします。

発達障害にもいい所があると分かりました。
 
興味あることに集中やひらめいたり、熱中しています。

パズルやマンガ作りテレビ「IQサプリ」は大得意でした。
 
なんでも夢中になると周りの様子が分からなくなることが欠点ですが

これは作用の中に入れておきます。
 
僕がまだ小さい頃、何かに夢中で線路に座り込んでいたらしいです。

でも、ご近所の人がぼくを家まで送ってくれたらしいです。

3年生になった時、初めてぼくの障害名を聞きました。

テレビを見て、(発達障害の)「ぼくはどれ?」とお父さんに聞いたらしいです。
 
聞いた時は大したリアクションではありませんでした。
 
しかし、聞かれたお父さんはなんと言おうかとドキドキしていたらしいです。
 
友達と遊びたいけど、どんなふうに話しかければいいか、どう反応すればいいか分からないから

友だちとケンカになったり、友だちを泣かせてしまったり、そういうことをしたことがあったけど僕は友達がたくさんほしいです。
  
4年生の時、仲の良いクラスの友達とどうすれば友だちが増えるのか相談しました。

そして、みんなに手紙を書こうと決まりました。
 
夜まで書きました。

数日後、みんなに手紙をわたしました。

内容は・・・

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