こんにちは。

山口市の学習塾「小さな学び舎たかおか塾」の徳山です。

皆さんは「不登校」についてどう思いますか。

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私が学生のとき、先輩がこんなことを言っていました。

「来たくないならこなきゃいいやん。好きで来てないんやし、いやいや来られてもこっちも迷惑やし。」

珍しく本気で頭にきたのを覚えています。

皆さんは上の意見に対してどう思いますか?

ここで問題になっているのは不登校の生徒の気持ちは同じ不登校の生徒にしかわからないということです。

たとえば不眠症という病気を知っていますか?

文字通り眠れなくなる病気です。

この不眠症という病気がどんな病気かはすぐにわかると思うのですが、

では不眠症にかかった人は「眠い」と思わなくなるのでしょうか。

じつは不眠症は「眠い」のに「眠れなくなる」という病気です。

本人は眠りたくて眠りたくてしょうがないのに、体がきつくてたまらないのに、

何時間布団に入っても眠りに落ちない。

こんな病気です。

でもかかったことがない人は「眠いなら眠ればいいじゃん」と感じるでしょう。

それと同じですね。

不登校の生徒は自分が「学校に行かないといけない」と強く思っているのに

「どうしても学校にいけない」と感じています。

しかし、不登校を経験したことがない人は「学校に行けない」ではなく「学校に行かない」と思っているので

不登校=悪いこと

として認識しています。

特に今までの学校の価値観だとこれが大きいようです。

その認識の齟齬を大きな問題としてとらえた文部科学省が、

1年前の9月に「不登校児童生徒への支援の在り方」について通知を出しました。

その内容とは

不登校とは,多様な要因・背景により,結果として不登校状態になっているということであり,その行為を「問題行動」と判断してはならない。不登校児童生徒が悪いという根強い偏見を払拭し,学校・家庭・社会が不登校児童生徒に寄り添い共感的理解と受容の姿勢を持つことが,児童生徒の自己肯定感を高めるためにも重要 であり,周囲の大人との信頼関係を構築していく過程が社会性や人間性の伸長につながり,結果として児童生徒の社会的自立につながることが期待される。

不登校はその生徒が悪いのではないので、

不登校は問題行動ではない。

つまり学校に来れない生徒は無理にくる必要はない、と主張しているわけです。

「学校に行きたくない子を学校に来させちゃダメです」。

8月27日、教育イベント『未来の先生展2017』での前川喜平元文科事務次官の発言です。

生徒の皆さん、保護者の皆さん、教育関係者の皆さん。

不登校に関してどう思いますか。