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国語が苦手な子には意外な原因があった!!読解力は語彙力で上がる!!!

こんにちは。

山口市の学習塾「小さな学び舎たかおか塾」の徳山です。

面談をすると国語が苦手な保護者の方がよく言うセリフがある。

「うちの子は読解力が無くて・・・」

「やっぱり読書をした方がいいんでしょうか?」

逆にこんなことも。

「国語ってテストの文章と違うのに問題を解く意味ってあるんでしょうか?」

英語、数学、理科、社会に比べてやはり国語の勉強方法に疑問を抱いている方は多いです。

「よく作者の気持ちなんてわかるわけないじゃないか」

こんな風に思っている人も多いです。

しかし、実際に登場人物や作者の気持ちを推理するような問題は出ません。

心理学じゃないんですから。(実際には心理学ですらそんなものはありません)

ではどういった問題が多いのか。

Q:下記の< >内の文に最も近い心情語を考え、適当なものを記号で選びましょう。

1)先生は満点だとほめてくれたが、カンニングをしてしまったとは言い出すことができず、ぼくは<ただうつむくしかなかった>。
ア・なやむ
イ・うしろめたい
ウ・うらめしい

2)公園のベンチの下に二匹の子犬が捨てられていて、わたしは<かけよっていって抱きしめたくなった>。
ア・いとおしい
イ・開き直る
ウ・すくみあがる

3)楽勝だと思っていた相手にボロ負けしてしまい、わたしたちは<応援席に目を向けられず、ベンチにとぼとぼ歩いていった>。
ア・みじめな
イ・切ない
ウ・あせる

上記の例題を見ていただければわかるでしょうか。

実は国語の問題は「その文の表現はどういったときに使われるのが正しいのか」

ということを問う問題が多いのです。

つまり、読解力というよりは語彙力が大切ということです。

そんな語彙力。

実はあることが原因で身につかないことがあります。

親の口癖が「ヤバい」なら子も「ヤバい」

フィーリングプアの子は危ない

 「ヤバい」「ウザい」「ムカつく」といった短絡的なことばを使ってはいないだろうか。語彙が乏しくなれば、感情表現も乏しくなってしまう。中学受験塾講師の矢野耕平さんは「そうした言葉を親が口癖にしていると、子もまねしてしまう。そうした子は表情が乏しいことが多い」と指摘する。自然なやりとりの中で、子どもの語彙力を高める方法とは――。
「フィーリングプア」に陥る子どもが増えている

同業の塾講師や中学高校の教員と話をしていると、多くの人が「最近の子どもたちは、表情から心情を読み取りづらくなった」とこぼす。もちろん、わたしにも思い当たる節がある。

子どもたちの表情は、わたしたち指導者にとって非常に重要な要素だ。表情を観察しながら、解説する内容の「濃淡」を使い分けたり、同じ内容をあえて繰り返したりと、授業の進め方を変えていくからだ。

ところが、最近の子どもたちは、表情を見るだけでは、実際に授業内容を理解しているのかどうかがわかりづらい。昔は同じように黙って聞いていても、ちょっとした顔の表情や目の動きなどで「この子は理解できているな」と判断することができた。今はシグナルが乏しくそうした判断が極めて難しい。こうした表情の乏しい状態を、『13歳からのことば事典』(メイツ出版)を上梓した以降、私は「フィーリングプア」と呼んでいる。

▼語彙力の低下がフィーリングプアを招く可能性

なぜ子どもたちの表情が乏しくなっているのか。わたしは「語彙力の低下」がフィーリングプアを招く一因になっているのではないかとにらんでいる。

ここ最近とみに子どもたちが口にする感情表現のバリエーションが少なくなっているように感じる。ことばは人が感情を表す重要な手段のひとつだ。だからこそ、手持ちの感情表現が豊富なほど、表情として表出される感情も豊かになるのではないだろうか。

たとえば負の感情について、「ムカつく」という表現しか知らない子どもは、キレてしまうことも多いのではないか。読者の皆さんの周囲にも、「キモい」「ウザい」「ヤバい」「ムカつく」……といった「決まり文句」を吐き捨てるように連呼する子どもはいないだろうか。いや、子どもに限らない。大人でも、このようなワンフレーズを連呼する人は、どんな人だろうか。
何でも「ウザい」で片付けてしまう人々
たとえば、「ウザい」。このことばにはそのときの状況や気持ちの細かな差異によって、その「近似値」となるいろいろな心情語が存在する。「いまいましい」「鬱陶しい」「うんざりする」「げんなりする」「小憎たらしい」「癪に障る」「鼻につく」「不快だ」「迷惑だ」「わずらわしい」などである。

次の例文を見てみよう。

例A:トイレの壁に貼ってある日本地図、ウザいから外していい?
例B:「家に帰るまでが修学旅行です」なんて、校長先生がまた同じ話をしたのでウザい。
例C:弟は、年下のくせに姉の私に生意気な口を利くのでウザい。

A、B、Cにはどれも「ウザい」という表現が使われているが、それぞれの気持ちが異なる。この場合、Aは「鬱陶しい」、Bは「うんざりする」、Cは「小憎たらしい」などの心情表現がぴったりくる。

すなわち、なんでもかんでもマイナス表現を「ウザい」と発することで済ませてしまうと、そのときどきの微細な心情を自覚できなくなってしまう。わたしはこのことがフィーリングプアにつながるのではないかと考えている。

つまり親の口癖が子供に移り、いろいろな表現をその一言で済ませてしまうことで、

語彙力が極端に減ってしまうということです。

《語彙力のある人ない人比較》24318_01

もちろんほかにも様々な要因は考えられるでしょうが、

子供を取り巻く環境というのは非常に大切なはずです。

国語の成績を上げるために、読書をやらせるなどもよいとは思いますが、

まずは子供に接するときの言動を振り返ってみるのもよいかもしれませんね。

 

 

 

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