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ボクがスライムを被ってフルマラソン(42.195km)を走った理由

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こんにちは!!山口市・宇部市の学習塾『かわしま進学塾宮野校』のヒゲです!!

2017年11月5日(日)、第10回下関海響マラソンが開催されました。

参加者1万1492人、うちフルマラソン参加者は9612人、フルマラソンの完走率89.6%であり、

沿道の応援者13万5千人、ボランティアスタッフ3千人と山口県で催されるイベントの中で最大級の人数が集まるイベントです。

このブログの中で何回かお伝えしてきましたが、フルマラソン初チャレンジであるそのレースに向けてボクは2月から練習を行ってきました。

完走することが目標ではなく、あるタイムを超えることが目標です。

 

レース前日

翌日の準備を

こんな感じですませ、カーボローディングを行うため2時間おきに小さいオニギリを食べ、睡眠時間を確保するために早めに床につきました。

しかし全く眠くなりません。この日ちゃんと寝られるように前々日は睡眠調整を行っていたのですが、一向に眠くなりません。

カーボローディングの効果を発揮させる為に前日のアルコールは控えようと思っていたのですが(アルコールの分解にはグルコース(糖分)が使われるため。ちなみにお酒を飲んだ後にラーメンなどの炭水化物を採りたくなるのはこの理由)、背に腹は代えられないので、ビール500mlを一缶空け眠気を誘おうとしたのですが・・・

全然眠くなりません。緊張感は全く無かったのですが、翌日のことを考えるとワクワクしてしまい眠れませんでした。まるで遠足の前の日の小学生のようです。

結局睡眠時間は1時間無いぐらいで、迎えの車が朝5時半にやってきました。(中本君マジでアリガトウ!!!!)

下関到着が7時過ぎ頃、そしてレースのスタート時間が朝8時半です。

会場ではSブロック、Aブロック、Bブロック、Cブロック、Dブロック、Eブロックとそれまでのレースの実績であったり申告した予想タイムであったりを参考にしてスタートラインにブロックごとに順番に並びます。

ボクはBブロックであったので、スタートラインからボクまで4000人ぐらいが間にいる感じです。

そこに並びスタートを待つ間も、不思議と緊張感はありませんでした。今までのボクの傾向からするとこういう時はガッチガチに緊張するものなのですが、たぶん睡眠時間があまりなかったおかげでナチュラルハイな状態だったからだと思います。また睡眠時間があまりなかったにも関わらず、体調はすこぶるいい感じです。

8時30分、スタートの合図が鳴りましたが9612人が一斉にスタートするので大渋滞が起こっていました。またボクはBブロックであったのでスタートの合図から1分36秒後にスタートを切った感じでした。

その渋滞は初め5㎞は解消されることなく、10㎞地点でもまだ少し渋滞している感じがありました。

ただここで焦っても大してタイムが良くなったりしないということや、この渋滞の中を慌ててジグザグ走ってしまうと体力を無駄に消耗してしまうという事を先輩ランナーさんたちから聞いていたので、この区間は初めからウォーミングアップに充てるぐらいのつもりだったのでそんなに焦ることはありませんでした。

10㎞通過地点でのタイムは51分19秒

ここから自分のペースで走れるようになってきたので1㎞あたり4分30秒~4分50秒の間で走り

中間地点でのタイムは1時間44分3秒でした。またこの段階で足の疲れはほとんどなく、体力も十分に有り余っている感じです。

ここでこのレースにおけるボクの目標をお伝えすると『3時間30分切り(通称サブ3.5)』です。1㎞あたり5分(正確には4分58秒)ごとに走っていけられれば目標クリアなので、中間地点でのタイムはほぼOKって感じです。

ただ下関海響マラソンが牙を向いてくるのはここからであり、全国マラソンレースの中でも難関であると呼ばれている理由は・・・

前半21㎞がほぼフラットなコースであるのに対して、後半21㎞はほぼ坂道の上り下りになっているということです。

前半を調子にのって飛ばしてしまうと、後半で死んでしまうというコースなワケです。

きっと過去の下関海響マラソンで散ってしまったという人は数百人ではきかないのではないかなと思います。

唐突ですがここでフルマラソンにおけるペースランナーの存在について説明します。

フルマラソンに参加する理由が完走目的の方もいれば目標タイム突破が目的の方もいます。その目標タイム突破用の為に大きな大会だとサブ3、サブ3.5、サブ4、サブ4.5ごとにペースランナーが大会側から置かれていて、その方についていけば自ずと目標タイムがクリアできるというワケです。下関海響マラソンではペースランナーは『3.5』などと書かれたビブスをつけヘリウムが入った風船を腰に巻き付けて走っていました。

サブ3.5に対して大きく後れをとっているスタート地点からスタートしているボクからすると、目に見えない遥か前方を走りつ続けているサブ3.5のペースランナーですが、何と22㎞地点で彼らに追いつきそして彼らを追い越すことができました。

すなわち、このまま彼らに追い抜かれることが無ければ目標であるサブ3.5達成であるということですので、この瞬間にテンションがうなぎ上りになり、ターボスイッチが入ったかの如くボクのペースは上がり続けます。

30㎞地点でのタイムは2時間28分07秒。サブ3.5のペースに対して約2分間のアドバンテージがある状態です。

残り12㎞に対して120秒なので、1㎞あたり10秒余裕がある計算になるって事を走りながら考えてました。

そして、残すところは2つの大きな坂と差し掛かった31㎞地点で・・・

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