え!?車や自転車が存在しない都市があるって本当!?

こんにちは。

山口市の学習塾「小さな学び舎たかおか塾」の徳山です。

未だに車が一切走っていない都市がヨーロッパにあるって信じられますか?

今日、皆さんに紹介したいのはイタリアの都市のひとつ「ヴェネツィア」です。

「水の都」「アドリア海の女王」などといった名前で呼ばれます。

そしてこの都市の最大の特徴がタイトルにもあるように交通手段です。

本当に車が走っていません。

世界遺産 ヴェネツィアとその潟 ヴェネツィアとその潟の絶景写真画像 イタリア世界遺産 ヴェネツィアとその潟 ヴェネツィアとその潟の絶景写真画像 イタリア世界遺産 ヴェネツィアとその潟 ヴェネツィアとその潟の絶景写真画像 イタリア

ご覧の通りすべて舟と徒歩!!

そもそも車が走れる道がない!!!

都市を縦横に走る「カナル・グランデ」という運河と、都市全体に広がる水路を使って舟で移動。

 

そのおかげで他の都市では絶対に見られないような景色が広がっています。

もちろん観光名所として有名ですし、世界遺産にも登録されています。

 

しかし、それが便利かといわれるとそうでもなく。

当たり前ですが、車のほうが早いし便利だそうです。

 

ではなぜヴェネツィアはこのような形の発展をしたのか。

ヴェネツィアでは自動車も自転車も通行していない。陸上は歩くしか交通手段はない。その他は船である。この街の交通システムはこうして何世紀も前からあまり変わっていない。中央を通る大運河(CANALAZZO)は、全長約4km、幅は狭いところで30m、広いところで70mである(写真-2)。


写真-2 ヴェネツィアと大運河(中央右の塔が見えるところがサンマルコ広場)


運河(カナーレ,CANALE)と名のつくものは、大運河、ジュデッカ運河、カンナレージョ運河の3つで、町中を縦横に走る流れは川(リオ,RIO)と呼ばれている。このような水路を通じて、日常の物資が運ばれていく。街全体の水路の数は120本、その長さは全体で約45kmに及ぶと言われている。
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「潟(ラグーナ)には、二つの川がそそぎこんでいる。海水よりもずっと廃りやすい川の水が、四六時中流れこんでいるということだ。そして潟(ラグーナ)とアドリア海をへだてるのがリドで、それが左右から堤防のような感じで潟をいだいている。川は、廃りやすい水とともに土砂も流しつづけるであろう。リドは、それがあるためにヴェネツィアは外海から守られているわけだが、水の流れを沈滞させる危険も持っている.建国の初期、811年にすでに、川と海の水の流れを調整する役職がもうけられた。「水の行政官」の行う仕事のうちの重要な部分が、これにあたる。
では、ヴェネツィア人は、潟(ラグーナ)を、常に生きた潟(ラグーナ)にしておくために、どのような解決策を見出したのであろうか。要するに、ヴェネツィアの運河は、船を通すためではなく、水を通すためにつくられたものなのである。船も通る。しかし、それは結果であって、目的は、あくまでも水を通すことにあったのである.
「ラグーナ・ヴィーヴァ - 生きている潟」は、この沼沢地帯に住みつこうとするかぎり、ヴェネツィア人にとっては死活の問題であった.
もうひとつのヴェネツィアの運河の特色は、陸地を掘ってつくった水路ではないということである。それも、いくつかはある。しかし、ほとんどの運河は、島と島の間、干潟と干潟の間の水の流れている部分を、その最も深いところだけ残し、両岸を木の杭や石材で固めてつくったものなのである。曲がりくねっている運河の多いのは、このためである。水路のほうが先にあったのだ。
大運河(カナル・グランデ)と呼ばれるZ型の運河も、川のひとつが海に流れこむ水路の延長なのであった.
こうして、数多くの島が寄木細工のように集まり、その間を網の目のように運河が走り、これまた数多くの橋がそれらをつなぐ、ヴェネツィアの街ができたのである。」

長いのでザクっとまとめるとこうなります。

①ヴェネツィア人には住みにくかろうとそこに住まなければならない理由があった。

②水の流れを強引に止めることは環境を維持するために必須だった。

この2点を守るために、そのうえでより良い状況を作ろうと試行錯誤した結果が現在の形だということです。

 

まず、環境(場)があった。

そこにいる理由(目的)があった。

問題もあった。

だから解決するために試行錯誤を繰り返した。

 

なぜ人は勉強などのつらいことをやらないのか。

何を努力すればよいのか目標が定まらないからです。

なぜ目標が定まらないのか。

目的(夢)がないからです。

なぜ夢がなかなか見つからないのか。

それを探す環境がなかったからです。

 

やりたいことを見つけるのも、

それをかなえるために計画を立てるのも、

それを実行に移すために努力するのも、

全て子供たち自身なのかもしれないですが、

 

それを手伝うことと、環境を作ってあげることは大人の仕事なのではないかと

そう考える今日この頃です。

 

 

 

 

 

 

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