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【エアコンをつけっ放しはやめたほうがいい!?】「エアコンをつけっ放しにしたら電気代が安くなる」を本気で検証してみた!!!

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なんと驚きの結果に!!!

ここでは実際に、エアコンの電気代を計算しながら、「24時間つけっぱなし」がお得なのかどうかを検証したいと思います。

エアコンの場合、安定時は200W以下であることが多く、100W〜200W程度で運転できるのだそうです。

一方、立ち上がり時は900W〜1300Wくらいになることもあるので、下手をすると、安定時よりも13倍の消費電力の差があるわけです。

ここから電気料金を具体的に算出するわけですが、この時点でなんだか怖い結果が見えてきそう…。

き、緊張しちゃう・・・。

でも、怖がっていても仕方がないので、先へと進みましょう。

よく、スペック表示に680W(110〜1995W)などと書かれているのを目にしますが、この()の中の数字は、電力消費量の最低と最高を示した値です。

この機種で行くと、安定時など、最小限の電力で稼働している際には110W程度しか電気を使いません。

でも、立ち上がり時などのフルパワー稼働している際には、1995Wくらい消費電力量がかかってしまうことになります。

この機種で、立ち上がり後、安定時1時間の電気料金を計算すると、
•1995W×1時間×電気料金(25円/kW)=49.87円
•110W×1時間×電気料金(25円/kW)=2.75円

となります。まとめると、
•立ち上がりから1時間のコスト:約50円
•運転が安定してからの1時間あたりのコスト:約3円

ということになるんですね。

なんと、同じ1時間でも、電気代におよそ16倍の違いが出てきてしまっているんです。おそろしい…。ぜひ、約3円の時間帯を長時間キープしたいものです…。

ついでに、24時間つけっぱなしにしたときと、12時間だけエアコンを使い続けた時の電気代の差を計算してみると、
•24時間つけっぱなし ・・・ 約3(円)×24(時間)=約72(円)
•12時間だけ ・・・ 約50(円)+約3(円)×11(時間)=約83(円)

となります。

24時間つけっぱなしの状態は、少なくとも前日からスイッチをつけていた場合を想定しているので、立ち上がり時の電気料金は含んでいません。

にしても、使用時間は24時間と12時間で、2倍の違いがあるのに、1日の電気料金は12時間だけ使用したほうが高い結果に…。

こりゃ、24時間つけっぱなしの方がお得なんじゃ?ってことになりますよね。

さて、24時間つけっぱなし生活をしてきた場合と、12時間だけエアコンを使用する生活を続けた時の1ヶ月(30日間)の電気代の差を見てみましょう。

心してくださいね…。

•24時間つけっぱなし ・・・約2,160円/月
•12時間つけっぱなし ・・・約2,490円/月

なんと、1ヶ月で、約330円の差が出てきてしまうんです。

「まぁ、300円くらいの差なら…」と思ってしまうかもしれませんが、これは1日に1回スイッチを入れた場合の計算です。

昼間働いている人だと、朝4時間、夜8時間だけエアコンを使うなんてパターンもあると思います。

その場合の電気代は、

•朝 ・・・約83円+3時間=約92円
•夜 ・・・約83円+7時間=約104円

となり、合計すると、同じ12時間の使用でも、約196円という結果になってしまうのです!

24時間つけっぱなしなら、約72円で済むのに、1日2回に分けて電源を入れたり切ったりすると、約196円になるとは…。

およそ2.7倍の差。

これは大きい…。

1ヶ月この使い方をしてしまうと、電気代は約5,880円です。

24時間つけっぱなしにした時と比べると、倍以上の電気代の差が生まれてしまうんですね…。

立ち上がり時の消費電力のことを考えると、やはり「24時間つけっぱなしがお得」という結果になります。

なので、「やっぱ24時間つけっぱなしで決定じゃん!」ということになるのですが、エアコンの本当の電気代を知るには、「設定温度と外気温の差が大きいとき」のことも考えなきゃいけないわけです。

それから、他にもつけっぱなしでお得にならないかもしれない条件があります。

その点も加えて検討し、24時間つけっぱなしが本当にお得なのかを探っていきましょう。

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